ベセスダ、『Fallout 4』の次世代機アップデートを2024年に延期。4K品質向上やボーナスコンテンツ提供予定

ゲーム Microsoft
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

特集

Image:Bethesda Softworks

ベセスダ・ソフトワークスは、人気のオープンワールドゲーム『Fallout 4』向け「次世代機アップデート」の配信を2023年内から2024年に延期したことを発表しました。

リリース時期については「もう少し時間が必要です」とのことで、2024年のいつ配信するのかは明らかにしていません。

この「次世代機アップデート」とは、Xbox Series X|S、PS5およびWindows PCを対象に無料で提供する予定。もともと『Fallout 4』は2015年末に発売、PS4やXbox Oneなど前世代ゲーム機を対象としていたため、令和最新版の目で見ればもはや次世代ではなく現行世代向けアップデートとなります。

具体的には高フレームレートの「パフォーマンスモード」や、4K解像度でのプレイ品質向上、バグ修正、さらには「Creation Club」(公式の追加コンテンツ配信システム。要は公式Modストア)を通じてボーナスコンテンツ提供を約束しています

発売から8年を経た『Fallout 4」は、何度かソフトウェア更新を重ねています。たとえば2017年にはXbox One X向けアップデートを配信し、4K解像度を実現。ただし1秒あたり30フレームに留まっていました。今回の現世代向けアップデートは、解像度とフレームレートを両立することが期待できそうです。

核戦争後の荒廃した世界を舞台にする『Fallout』シリーズは、Amazonプライム・ビデオにて実写ドラマ化されます。今月初めにも地下シェルター、切り落とされた手をくわえた犬や鼻がないグール、ミュータント熊や徒党を組むパワーアーマーなど、実に『Fallout』らしい予告トレーラーを公開していました。


この実写ドラマは、2024年4月に配信予定。ゲームのアップデート配信時期によっては、相乗効果で『Fallout 4』人気が再燃するかもしれません。


フォールアウト シーズン1 ティザー予告編

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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