最近、なにかとタブレットやフォルダブル端末へ自社アプリの最適化を進めているGoogleですが、その最適化はChromeブラウザでも実施されます。
Googleは12月11日(現地時間)、プレミアムタブレットにおいては、デスクトップモードがデフォルトになることを明らかにしました。
タブレットやスマートフォンのChromeでウェブサイトを表示する場合、画面サイズに応じてレスポンシブデザインで表示を調整するサイトもありますが、単純にデスクトップ版とモバイル版を切り替えて表示するサイトも多くあります。
Googleは「Androidタブレットのエコシステムでは、より大型でパワフルなデバイスが容易に利用できるようになったため、デスクトップサイトの方がモバイルサイトよりも優れた体験ができることがよくあります」としています。そして、「小さな画面と少ないRAMのために設計されたウェブサイトは、必ずしも大画面やその他の強力なデバイス機能を活用できるわけではない」ために、プレミアムタブレットではデスクトップモードをデフォルトにすることにしたとのことです。
なお、プレミアムタブレットの定義ですが、少なくとも10インチのディスプレイと8GBのRAMを搭載したタブレットとしています。10.95インチで8GBのRAMを搭載するPixel Tabletはこれに該当します。
もちろん、プレミアムタブレット以外であっても、従来通りにデスクトップモード(PC版サイト)を表示したり、こちらをデフォルト設定にしておくことは可能です。