「新型MacBook Proの箱」写真やM3 iMac説など、アップルの10月末イベント事前情報

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Image:Weibo/ShrimpApplePro

アップルが10月31日朝に開催するイベント「Scary Fast」は、公式サイトにMacのFinderアイコンを思わせるビジュアルが掲載されたことから、新型Macの発表が期待されています。


そんななか、著名リーカーが「新型MacBook Proの箱」と称する画像を投稿しました。ソースは中国SNSのWeiboとするのみで、詳細はまるで不明。

このShrimpApplePro氏は、iPhone 14 Proの画面からノッチ(上部の切り欠き)がなくなりダイナミックアイランドに移行することや、iPhone 15用の純正レザーケースが存在しないと正確に予想した実績があります。ただし、「iPhone 15のUSB-CポートにMFi認証が持ち込まれる」との予想は外していました


今回の画像も当人すら「だと思う」と表現しており、確度の高い情報ではありません。

とはいえ、新型MacBook Proが登場するとの見通しは、著名アナリストMing-Chi Kuo氏も述べていることです。

Xでの投稿によれば、次期MacBook Proは新型チップ「M3」を搭載。また「new MBPs」と複数形を使っていることから、14インチや16インチといった上位モデルや、13インチの普及モデルが同時に登場する可能性も想定しているようです。

一方、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は iMac後継モデルに関してつぶやいています。

「しばらく前からM3 iMacを計画しており、数ヶ月前から製造を始めている。チップ以外に大きな変更はないが、スタンドの内部設計に手が加えられている」と述べています。

今年3月にもGurman氏は、次期iMacはM3チップを搭載すると主張。現行のiMacはM1チップ搭載ですが、次期モデルはM2世代を完全にスキップしてM3に移行するとの見通しは、何度も述べていたことです。


またスタンドの新たな内部設計には、3月の記事でも言及がありました。そこでは、内部コンポーネントの一部を移動して再設計しつつ、スタンドを取り付ける製造工程も変更されていると説明しています

カラーバリエーションは「似たようなものだと予想する」との表現。現行のM1 iMacはグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、シルバーの6色から選べますが、「似たような」ということは、一部カラーが入れ替えになる可能性もありそうです。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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