アップル、iOS 17パブリックベータ配信開始。iPadOS 17 / watchOS 10 / macOS Sonomaも

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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アップルは次期システムソフトウェア iOS 17、iPadOS 17、watchOS 10、macOS Sonomaのパブリックベータ版を公開しました。

開発者向けベータ版は6月のWWDCキーノート終了直後から配信されていましたが、ようやくApple Beta Software Programに登録しているユーザーが試すことができる、より安定したバージョンがダウンロード可能となりました。

開発者向けベータ版は、以前は年間99ドルの開発者プログラム加入者のみが入手できましたが、今ではApple IDさえあれば誰でも開発者アカウントを作成して無料で入手可能となっています。


まずiOS 17では、電話やメッセージアプリ、AirDropなど主要アプリが強化。それぞれ「連絡先ポスター」や新たな絵文字ステッカー、iPhone同士を近づける新たな共有方法「NameDrop」が追加されています。



また、日常生活のあれこれを記録しやすい「ジャーナル」アプリを新搭載。そして充電中のiPhoneがスマート置き時計になる「スタンバイ」モードも注目を集めています。



かたやiPadOS 17は、柔軟にカスタマイズできるロック画面やウィジェット表示、さらにiPhone独占だったヘルスケアアプリがついにやって来ます。大きなディスプレイで健康状態を確認したり、服薬のリマインダーの作成もしやすくなるはず。

そして史上最大のアップデートと言われるのが、Apple Watch用のwatchOS 10です。スマートスタック、つまり「デジタルクラウンを回すだけで、状況に応じてタイムリーなウィジェットが表示」を中心にユーザーインターフェースも一新。ほぼ全ての純正アプリが、ディスプレイ全体を余さず使えるようデザインが見直されています。

一方macOS Sonomaは、iPadOSのようにMacのデスクトップにウィジェットを導入し、Safariやビデオ会議も使いやすく。また開発者には、Windows用ゲームをAppleシリコン環境に移植しやすくするツールキット「Game Porting Toolkit」も提供されます。


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《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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