Appleの未発表ヘッドホンBeats Studio ProをiOS RC版から発見。パーソナライズされた空間オーディオに対応

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

ウェブライター

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Aaron(Twitter)

Beatsヘッドホンの最上位モデル「Beats Studio」シリーズの現行モデルは、発売からすでに何年かが過ぎていますが、アップルはもうすぐこのシリーズの新機種を市場に投入するかもしれません。

開発者の @aaronp613 氏は、macOSのRC版から「Beats Studio Pro」を発見しています。

また9to5Macが”情報筋”から得たという詳細情報によれば、この新型ヘッドホンはBeatsのカスタムチップを搭載しており「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」と、「外音取り込み(Transparency)モード」の性能が向上しています。

TwitterにはmacOS 13.4 RCの内部ファイルからも発見報告が

また、Beats Studioシリーズとして初めて「パーソナライズされた空間オーディオ」にも対応する模様です。ただし、この機能を使用するにはTrue Depth機能を備えるiPhoneが必要になります。

外観的には既存モデルの「Beats Studio3」によく似ていますが、ヘッドバンドに合った”Studio”の文字が見えなくなっているのが相違点として挙げられます。

そのほか、充電用端子は高速充電用のUSB-Cが採用される見込みとされ、さらに内部ファイルに含まれていた画像ファイルから、カラーラインナップはブラック、ホワイト、ダークブルー、ブラウンの4色展開であることがわかっています。

そのほか興味深い点としては、内部ファイルに記されたコードネームから、アパレルブランドA-Cold-Wallを立ち上げ、以前にBeatsとコラボしたこともあるファッションデザイナーのサミュエル・ロス氏がこの新型ヘッドホンに関わっている可能性が高いと指摘されています。


記事執筆時点では「Beats Studio Pro」が現在の「Beats Studio3」の後継になるのか、上位モデルとしての登場になるのかは定かではありません。Beatsブランドとしてはイヤホン製品「Beats Studio Buds+」の発売もうわさされていますが、9to5Macいわく「両製品が間もなく店頭に並ぶことになりそう」とのことです。

アップルは6月に開発者向けカンファレンスWWDC 23を予定しており、そこでBeats製品に関してもアナウンスがあるかもしれません。


《Munenori Taniguchi》
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