シャープは5月9日、スマートフォンAQUOSシリーズのフラッグシップモデルとなる「AQUOS R8 pro」を発表しました。2023年夏にNTTドコモおよびSoftBankが発売します。
AQUOS R8 proはAQUOS R7の後継モデルで、ライカ監修の1インチセンサー（4720万画素）を搭載するスマートフォン。
背面の上部中央に大型カメラを搭載するデザインはR7を踏襲。ライカと共同開発したF1.9の19mm「ズミクロン」レンズを採用します。
またカメラリング部から内部の熱を効率的に排出する独自の新放熱設計「サーモマネジメントシステム」を採用しており、長時間の動画撮影などでも、高いパフォーマンスを維持できるとしています。
ほか、あらたに撮影時の光の強さや色味を測定し補正する14chスペクトルセンサーを搭載しました。これにより、朝日や夕焼け、室内照明などのさまざまな光の環境に応じて、見たままにより近い自然な色合いで再現できるとのことです。また、夜間撮影ではあらたに星空や花火の専用モードも搭載します。
ディスプレイは約6.6インチ（1260 × 2730ピクセル）のPro IGZO OLEDで、1～120Hzの可変リフレッシュレートに対応。120Hzの画面更新に連動して黒画面を挿入することで、最大240Hz相当になる「なめらかハイスピード」も利用可能です。
またこの画面は、AQUOS R7と比較してブルーライトを約50％低減。HDR技術の「Dolby Vision」と立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応しており、大画面での臨場感あふれる映像とサウンドを楽しめるとアピールします。
SoCはSnapdragon 8 Gen 2（3.18GHz + 2.8GHz + 2GHz オクタコア）でRAMは12GB、ストレージ256GB。
なお、AQUOS R8 proの発売にあわせて、市販のカメラ用レンズフィルターを装着できるケースがシャープ認定アクセサリー「DESIGN FOR AQUOS」から登場予定。より本格的な撮影が楽しめそうです。
AQUOS R8も発売
AQUOS R8シリーズとして、無印のAQUOS R8も発表されています。今夏にドコモから発売予定です。
背面デザインなどはAQUOS R7やR8 Proに近いものがありますが、こちらは1/1.55インチセンサーになっています。レンズはライカ監修の「ヘクトール」。カメラリング部で放熱する「サーモマネジメントシステム」はR8 Proと同様です。
ディスプレイは6.4インチ（2340 × 1080ピクセル）のPro IGZO OLEDで、リフレッシュレートは最大240Hz相当のなめらかハイスピードに対応。
SoCもR8 Proと同じくSnapdragon 8 Gen 2搭載で、無印と言えども廉価版ではなくハイエンドモデルになっています。
また、AQUOS R8はMIL-STD-810に準拠した防水・耐高温／低温・耐衝撃性も備えています。
