Samsungが日本時間2月2日未明に開催したUnpackedイベントにて、フラッグシップスマートフォンGalaxy S23シリーズと共に、Windowsを搭載したノートPC「Galaxy Book3」シリーズ4機種を海外発表しました。
Core i9にRTX4070/4050を搭載する「Galaxy Book3 Ultra」、14インチと16インチがラインアップする薄型軽量モバイルPCの「Galaxy Book3 Pro」、2-in-1スタイルでSペンをサポートする「Galaxy Book3 Pro 360」の計4機種。
最上位のGalaxy Book3 Ultraは、第13世代のCore i7 / i9にNVIDIA GeForce RTX 4050 / 4070 Laptop GPUを搭載した非常に高性能なモデル。
有機ELパネルをグループ企業で生産するサムスンらしくディスプレイの品質も特徴で、Dynamic AMOLED 2Xの16インチディスプレイは、3K(2880 x 1800)解像度で最大リフレッシュレート120Hz。輝度は400nit(標準)/ 500nit(HDR)で色域はDCI-P3 120%をサポート。
動きのある画像での鮮明さを認証する VESA ClearMR、深い黒と高コントラストのHDR対応ディスプレイに与えられるDisplayHDR TRUE BLACK 500に加え、 ブルーライトの低減を保証するSGS Eye Care Display認定も受けています。
インターフェースはThunderbolt 4 x 2、USB Type-A、HDMI 2.0、microSD、3.5mmジャック。無線関連はWi-FI 6EにBluetooth 5.1。
Galaxyブランドということで、Galaxyスマートフォンやタブレットと一緒に使うと便利な機能も搭載されています。たとえば、Galaxy Tab S7/S8シリーズをサブ画面として利用できるSecond Screen、Galaxy Book3シリーズのキーボードとトラックパッドを使用してタブレット、スマートフォンを操作できるSamsung Multi Control、スマートフォンで撮影した写真をGalaxy Book3シリーズに自動転送するExpert RAWなどです。
Galaxy Book3 Proは、Core i5/i7搭載でGPUはIntel IrisX Graphics。14インチと16インチをラインアップしますが、ディスプレイの仕様自体はUltraと同じ3KのDynami AMOLED 2Xを搭載します。
Galaxy Book3 Pro 360も16インチの3K Dynamic AMOLED 2Xを搭載しますが、この機種のみSペンと5G接続オプションをサポート。ディスプレイが背面に回るコンパーチブルスタイルです。
Galaxy Book3 Ultraは2月22日、Galaxy Book3 ProとPro 360は2月17日に一部の市場で発売予定です。
日本での発売は未定ですが、2017年に初代のGalaxy Bookは発売されたものの、それ以降は出ていないことを考えると今回も望みは薄いかもしれません。