ポータブル電源大手のEcoFlow Technology Japan(以下、EcoFlow)が、モバイルバッテリー「RAPID Pro」「RAPID」「RAPID Mag」の3シリーズを発表しました。いずれも7月7日から発売予定です。
EcoFlowはこれまでもモバイルバッテリーを出してはいたのですが、今回の3シリーズによりモバイルバッテリー市場に本格参入するとのことです。
RAPID Pro
RAPID Proシリーズは、ポータブル電源で培った独自技術や先進技術を最大限に活用したハイエンドシリーズ。「超大容量」「超急速充電」が最大の特徴となっています。

最大27,650mAhの超大容量バッテリーは、独自の「X-VELOバッテリー」により小型化を実現。また、ポータブル電源で培った高速充電技術「X-Stream」をモバイルバッテリー向けに最適化することで、最大合計300Wの急速充電を高効率かつ高い安全性・安定性で提供するとのことです。
さらに、本体底面にPOGOピンを備えており、「RAPID Pro 320W GaN急速充電器」を使用することで、20分でバッテリ本体を約22,000mAh充電できる急速充電を実現しています。


また、RAPID Pro-X Power Bank (27,650mAh, 300W)(3万3990円)は、マグネット式モジュールでUSB-C巻取りケーブルを着脱可能。別売りになりますが、Apple Watchの充電器も用意されています。

RAPID
RAPIDシリーズは、容量や出力といった性能・機能面、およびサイズや持ち運びやすさのバランスを最適化した汎用的なモデル。

25,000mAhの大容量や最大合計170Wの高出力を備えつつ、本体にストラップ式 / 巻取り式2本のUSB Type-Cケーブルを搭載したモバイルバッテリー「RAPID Power Bank(25,000mAh, 170W, 100W USB-Cケーブル内蔵)」や、モバイルバッテリーとAC充電器、USB-Cケーブルの3機能が一体になったオールインワン製品「RAPID 3-in-1 Power Bank (10,000mAh, 35W)」、USB Type-Cケーブル内蔵型の高出力AC充電器「EcoFlow RAPID 45W GaN急速充電器(USB-Cケーブル内蔵)」など、幅広いシーンを1台でサポートする多機能の製品が特長です。

USB-Cケーブルを内蔵しない、シンプルなモデル「RAPID Power Bank(25,000mAh, 170W)」も用意されており、ユーザーのニーズに合わせた選択が可能となっています。
RAPID Mag
RAPID Magシリーズは、業界最薄クラスのワイヤレス充電対応モバイルバッテリーで、5,000mAhおよび10,000mAh容量の2製品がそれぞれ5色のカラーバリエーションで展開されます。

電力密度の高いリチウムコバルトバッテリーを採用することで、5,000mAhモデルで9.4mmという薄型化を実現。また、EcoFlow独自の温度制御技術「X-Cooling」を採用。放熱性に優れた素材を採用した冷却機構により、ワイヤレス充電で課題となる温度上昇を抑え、最長約3時間にわたり充電中の本体温度を37.7度以下にキープするとのことです。

5,000mAhモデルは、7.5Wワイヤレス充電に加え、最大20W入出力のUSB Type-Cポートを搭載。10,000mAhモデルでは、USB Type-Cポートの入出力が最大30Wになり、折りたたみ式のスタンドも内蔵しています。なお、Magsafe対応ですが、ワイヤレス充電は7.5Wまでとなっています。
