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Apple Watch Ultra登場。耐久性備えたラギッドなアスリート・探検家向けモデルは2倍バッテリーとアクションボタンで124,800円

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松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

特集

Apple Watch Ultra登場。耐久性備えたラギッドなアスリート・探検家向けモデルは2倍バッテリーとアクションボタンで124,800円
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アップルは9月8日、Apple Watchの新製品群を発表しました。Series 2から毎年更新されているナンバーはSeries 8に更新されましたが、注目は「Apple Watch Ultra」。GPSのみのモデルはなく、セルラーモデルのみで、価格は799ドル。日本では124,800円。日本を含む40カ国で本日から予約開始され、発売は9月23日となっていますが、日本での出荷は最速で24日のようです。

Apple Watch Ultraの特徴はざっくり次の4つです。

・ケース(本体)を49mmに大型化、ディスプレイを高輝度に(2000ニト)
・カスタマイズ可能なアクションボタンにより手袋をした状態でも操作可能
・バッテリー持続時間の向上(2倍の36時間)
・タフネス強化(チタニウムボディとフラットなディスプレイ面)、耐水性向上、MIL-STD-810H規格

▼左側のアクションボタンにはさまざまなショートカットを割り当て可能

Series 7までのApple Watchはケース(本体)の大きさ、ケース素材(アルミニウム、ステンレススチール、セラミック、チタニウム)、ブランド(ナイキ、エルメス)が分岐しており、その最高級品であるApple Watch Editionにはチタニウムケースを使っていました(それ以前には18Kゴールド、セラミックも)。お値段は41mmが119,800円、45mmが126.800円とかなりの高額。ですが、機能的には一番安いアルミニウムケースのApple Watch(58,800円から)と変わらず、搭載しているチップもArm(Apple Silicon)ベースのS7 SiP(System in Package)、W3ワイヤレスチップ、UWBの超広帯域に対応したU1チップと、同じものでした。

機能を削ぎ落としたApple Watch SEはありますが、同じSeriesであれば、ディスプレイやケース素材の差はあれど、できることは基本的に同じ。

そういえば、2015年に発売された初代Apple Watchには、ケースに18Kゴールドを使い128万円もしたApple Watch Editionがありましたが、42,800円のスタンダードモデルにはできないスペシャルな機能はありませんでした。

▼128万円した2015年版Apple Watch Edition

Series 8ではチタニウムケースを売りにしていたEditionは消えています。

Series 8では、チップが64ビットデュアルコアSiPのS8、W3、U2の構成で衝突事故検出機能、月経周期を推定できる皮膚体温センサーを備えていますが、Apple Watch Ultraではさらに潜降すると自動的にアクティベート水深計と水温センサーを備えており、ダイブコンピュータアプリもApp Storeで入手できます。ダイビングアクセサリー規格のEN13319準拠で水深40mまでのレクリエーションダイビングに対応。デュアルスピーカーとビームフォーミングを持つ3マイクアレイにより風が強い環境でも通話が可能としてます。右サイドのDigital Crown(竜頭)とサイドボタンに加え、左サイドに手袋を装着した状態でも簡単に操作できるカスタマイズ可能なアクションボタンも備えました。なお、BluetoothはUltraのみバージョン5.3です。

これまでのApple Watchのバッテリーは公称18時間。「2日持たないのは非実用的」という批判には「2台持ちで交互に使えば夜も装着したままでいいからNo Problem」と受け流してきたものの、自転車のロングライドなど長時間の運動や旅行ではもう少しバッテリー時間がほしいところ。大型化したケースを生かしたApple Watch Ultraは2倍の36時間というスタミナを得たので、そこは大きなメリットとなるでしょう。ローパワーモードを使えば60時間まで使えます(要アップデート)。

今回のApple Watch Ultraが目指すのは、ハイエンドスマートウォッチだと思われます。ポラール、ガーミン、プロトレックなど、アスリートに好まれるブランドの製品は、Apple Watchよりも長いバッテリーライフや厳しい環境下での使用により適したタフネスさを売りにしています。ビルや樹木などの影響を抑えて測位する高精度2周波GPS(L1とL5)や改良されたコンパス+GPSのバックトラッキング機能、86デシベルの音量で最大150m先まで届くという緊急サイレンもユーザーの安全を高めてくれるでしょう。

タフネスさにおいては、Apple Watch Ultraのケース素材は頑丈なチタニウム。ディスプレイは硬度の高いサファイヤクリスタルですが、ディスプレイ周辺が丸みを帯びたデザインからフラットに変更されたため、ディスプレイのエッジをぶつけてヒビが入るといったことは少なくなるかもしれません。マイナス20度から55度までの寒暖に耐えられるのも、過酷な環境での探検に適していそうです。Apple製品としては珍しく、米軍規格のMIL-STD-810Hをパスしています。

ケースサイズは49mm x 44mm x 14.4mmで、61.3g。45mmケースの45mm x 38mm x 10.7mmからはかなり厚みが増しています。重さはステンレススチールケースから10gほど増加。

ディスプレイはSeries 8の45mmケースで396 x 484ピクセル(1.7mmのベゼル)、41mmケースで352 x 430ピクセル(1.7mmのベゼル)だったのが、Ultraでは410 x 502ピクセルピクセルと、横向きにすれば初代Macintoshの解像度(512 × 342)とほぼ並びます。

▼Apple Watch Ultraのスペックまとめ

Apple Watchの充電用スタンドには初代箱型Macintoshを模したものがありますが、Apple Watch Ultraであれば解像度的にも初代Macintoshを気取るのに充分と言えるのではないでしょうか。ただし、バンドの幅とディスプレイサイズが大きくなるので、Ultra対応スタンドの登場を待つか、3Dプリンタを持っている人であれば、2015年に公開された「Apple Watch Charging Dock - Classic Mac」を手直しして印刷してしまうという手もあります。

▼初代Macintoshを模したApple Watchスタンドの3Dプリントデータ

《松尾公也》
松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

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