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VAIO S13発表。VAIOノートをより手頃にする13.3型モバイルPC

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橋本新義

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IT系とゲーム系のフリーライター(タイプ:出オチ)

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PCとキーボードやディスプレイなどの周辺機器、スマートフォン、シューティングゲームなどを好むおじさん。隙あれば出オチやネタ、製品にまつわる余談やいい話を組み込もうとして記事が長くなる程度の能力を持つ。アイコンは漫画家『餅月あんこ』先生の筆による似顔絵です。

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VAIO株式会社が、個人向けの13.3インチモバイルノートPC『VAIO S13』を発表しました。

最速での配達日は7月15日から。販売想定価格は、VAIOストアでの直販モデルが16万3000円(税込)から、ソニーストア販売モデルが15万4800円(同)から、量販店頭モデルの想定価格は20万4800円からとなります(VAIO直販は保証期間の長さなどから、ソニーストアのほうが安価となります)。本体カラーはシルバーとブラックの2色構成です。

▲シルバーモデルの外観。基本的なデザインはSX系、また従来機とも共通点が多い設計です

同社の個人向けモバイルPCには現在、12.5インチの『VAIO SX12』と14インチの『VAIO SX14』、そして14インチの高級機『VAIO Z』がありますが、このS13はVAIO SX14の軽さや小ささといった特徴をほぼ損なわず(小ささという面では画面の分むしろ有利に)、価格を抑えたモデル、という位置づけ。
筆者なりにくだけた表現をすると、「VAIOのノートって軽くて良さそうなんだけれど、高いよね」という(おそらくは少なくない)声に応えたようなモデルです。

なお、現行SX14の価格は、VAIO直販が17万8000円から、ソニーストア販売が16万9800円から。量販店モデルは23万9800円。つまりS13は、直販の最廉価構成で1万5000円ほど安価になるという計算です。


▲VAIO SX12(左)、S13(中央)、SX14を並べた状態。見事に画面順に大きくなります

主な機能面での特徴は、CPUにはインテルの「Alder Lake』こと第12世代Core i(標準TDP値15W版)や、同世代のCeleronを搭載。ディスプレイは13.3インチ16:9のフルHD解像度。
RAMは8GBから(最大32GB、ユーザー増設は不可)、Thunderbolt 4端子も2ポート搭載し、キーボードユニットはSX14と共通で、本体直結の有線LAN端子も装備。そして外装デザインはソニー時代のVAIO Proから引き継ぐ設計……など、意外なまでにSX14に近い仕様となります。

▲事前説明会でのCPUは、Core i7-1255U。10コア12スレッドのモデルでした

ただし、SX14の上位構成で搭載可能なパーツ、たとえば標準TDP28WのPシリーズCPUや、4K液晶パネル、5Gモデムやキーボードバックライトなどは、S13では選択不可能に(モバイル回線対応はLTEモデムまで)。
さらに、VAIO独自のCPU性能向上技術『VAIO TruePerformance(冷却とCPU電源部の余裕を活かし、可能なかぎりCPUをターボ状態クロックで動作させる)も、S13では非搭載となります。


▲SX系との数少ない外観の違いが、閉じたときの背面側。SXは曲面仕上げですが、S13は初代VAIO Proから続く直線仕上げです

そして意外と変わらない点は、大きさや重量も。
今世代S13(実は過去、同名シリーズがありましたので、その意味では“復活”となります)の本体サイズは305.8×215.1×14.4~18.4mm(幅×奥行×厚さ)、重量は約1.049kgから。
対してSX14は320.4×222.9×13.3~17.9mで約1.046kgから(過去世代は999gからでしたが、今世代は最軽量構成が47gほど増しています)。
つまり重量に関しては、本機のほうがわずかに重いものの、ほぼ変わりません。

若干重量増となっている理由は、天板素材にあります。本機はマグネシウム合金ですが、SX14は立体成型カーボンファイバー。ここは軽さを優先したSX14と、コストとのバランスを重視したS13の違いが出ている部分です。

しかし天板素材が変わっても、堅牢性に関しては、SX14譲り。127cmからの落下を始めとするVAIO独自の厳しい品質試験(SX14と共通)をパスし、米軍調達仕様MIL-STD-810H準拠のテストもクリアします。

▲画面ベゼルはこの程度。イマドキのモバイルノートとして水準以上と呼べそう

なお、画面周辺のベゼル幅は、SX14と同じくナローベゼル設計に。VAIOはWebカメラを重視していることもあり、天側は今の目から見ると相当に太めですが、左右側はスリムです。


▲本体右側面の端子類。有線LANとThunderbolt 4×2基が目立ちます

主な仕様は、CPUがCeleronからCore i7までのUシリーズ。事前説明会の構成は『Core i7-1255U』(10コア12スレッド、最高クロック4.7GHz、基本TDP15W)を搭載していました。

RAMはLPDDR4Xで、8/16/32GB(オンボード:増設不可)、SSDはNVMe/M.2版。速度は他モデルと同じく2グレードあり、『スタンダードSSD』(といってもNVMeです)と『第四世代ハイスピードSSD』に分かれます。

バッテリー駆動時間は約20.5~24.2時間(JEITA 2.0測定)、セキュリティはWindows Hello対応の顔認証と指紋認証(電源ボタン一体型)、無線通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.1、4G LTE(オプション)。

▲こちらは左側面。USB 3.0×1基を搭載します

拡張端子はThunderbolt 4(兼USB Type-C)×2基、USB 3.0×2、HDMI、有線LAN(1000BASE-T)、3.5mmヘッドセットジャック。廉価モデルでは1基にされがちなThunderbolt 4もしっかり2基搭載するなど、このあたりは廉価感はありません。そして実は、SX14とも同じ構成です。
付属ACアダプタは65WのUSB Type-C端子タイプです。


▲ブラックモデルもベーシックな仕上げ。指紋などはそれなりに付くタイプの仕上げです

このようにVAIO S13は、VAIO SX14の高級・高速ノートPCとしての要素を上手に抑えつつ、それ以上にコストを抑えた、かなり面白いモデルといった趣。直販価格では上述のように1万5000円の差ですが、性能や機能の近さを考えると「価格差がほぼまるまるお買い得度アップになる」と呼べそう。

冒頭でも紹介した「VAIOのノートって軽くて良さそうなんだけれど、高いよね」という声に応えたようなS13。軽量モバイルが欲しいけれど、お買い得度も重視したい……という多くのユーザーには、SX14より魅力的な機種にも映りそうです。

●Source:VAIO 公式サイト

《橋本新義》
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