アップルは2026年9月2日、Mac App Storeに登録するアプリ開発者に対し、インテルMacへの対応を終了可能になったことを告知しました。
あわせて公開されたサポート資料では、macOS 28以降はインテル向けのアプリが起動できなくなることが明記されており、2020年に始まったAppleシリコンへの移行も大詰めとなりつつあります。
アップルは2020年11月に発売したMacBook Air・Mac mini・13インチMacBook Proを皮切りに、それまで約20年に渡りMacラインナップを支えたインテル製チップから、自社製のAppleシリコンへの移行を開始しました。
その後、2019年に発売されたMac Proが最後のインテルチップ搭載Macとして2023年まで販売を継続しましたが、以後はすべてのMacがAppleシリコン搭載となっています。

今回の通知は、アップルがWWDC 2025でmacOS 26 を発表した際に、これがインテル搭載Macを実質的にサポートする最後のmacOSバージョンになると告知していたことを再確認するものでもあります。
ただし、macOS 27はインテル向けに作られたアプリをAppleシリコン搭載Macで動作させるための互換レイヤーであるRosettaをサポートする最後のバージョンとされており、インテルチップ専用として開発されたMacアプリであってもRosetta経由でmacOS 27までは動作させられます。
とはいえ、2027年に登場するであろうmacOS 28では、インテルチップ専用のMacアプリは動作しないことが決まっています。macOS 27は、今秋にリリースが迫っており、macOS 28はその約1年後に登場すると予想されます。
インテルチップ専用のMacアプリ開発者には、実質的にあと約1年しか猶予がないということでもあり、アップルは今回公開したサポート資料で、まだAppleシリコンへの移行を行っていない開発者に対し「すぐに移行を開始してください」と呼びかけています。
・macOS 26.4~:Rosetta依存するアプリ起動時にAppleシリコン版アプリへの更新促す警告を表示
・macOS 27:Rosettaをサポート最終バージョン。インテルチップ専用のMacアプリは引き続き動作
・macOS 28:Rosetta非サポート。インテルチップ専用のMacアプリは動作しない
なお、今回の通知はMac App Storeに登録している開発者に向けてのものですが、ウェブサイトなどで直接配布されているインテルMac用アプリも、当然ながらmacOS 28以降は動作しなくなります。そのようなアプリを使用しているユーザーは、早めに今後の対応方針を確認しておくほうが良さそうです。








