5分で分かるGoogle Pixel 11全機種まとめ AI性能3.5倍、Pro / Pro XLはカメラ刷新で望遠120倍 Foldは強度三倍と軽量化

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Googleが Pixelスマートフォンの新製品 Google Pixel 11、Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XL、折りたたみのPixel 11 Pro Foldを発表しました。

12日からオンライン予約、13日から店頭予約を受け付け、8月20日に発売します。

共通の特徴は、AI処理が最大3.5倍速になったTensor G6プロセッサ採用。スマホ内で動くGemini Nanoモデルと、Googleサービスを横断してユーザーを理解するGemini Intelligenceで、アプリをまたいだ自動操作やタイムリーな提案、構えるだけで良い感じの写真を撮り続けてくれるマジックキャプチャーなど、今後もアップデートしてゆくAI機能を前面にアピールします。

Pixel 11は前世代比で感度56%向上のメインカメラを採用しつつ、カメラバーが40%薄く、純正ケースでフラットに近づくモデル。最低容量が256GBに倍増しつつ、同容量比では10世代より安くなりました。

Pixel 11 Pro / Pro XLはメインに加えて望遠カメラも一新、感度30%増加で超解像120倍ズームに対応します。

Pixel 11 Pro Foldは、前世代と同じ「開いてやや縦長」スタイルのまま、画面の強度3倍や若干の薄型化・軽量化、メインカメラのセンササイズ大型化など、全体にブラッシュアップしたモデル。

Pro / Pro XL / Pro Foldだけの新機能として、背面LEDライトがスマホを伏せても見えるマルチカラーの通知・Geminiのステータス表示になる「HiLight」も搭載します。

■Pro / Pro XLはカメラ刷新、背面でGeminiがぐるぐる「HiLight」搭載

Pro / Pro XLの背面は、1/1.3型センサの50メガピクセル広角、オートフォーカス付き48メガピクセル超広角、1/1.95型センサの48メガピクセル5倍望遠の構成。

望遠センサーを大型化してPixel 10 / 9 / 8シリーズ比で感度を30%高めたとしており、5倍でのポートレート撮影と最大120倍の超解像ズームProに対応します。

超解像ズームはAI処理で増やす / 復元するディテールをどこまで許容するかの話ではありますが、単に倍率を上げられる設定に変更しただけでなく、センサーに入る情報も増えています。

前面カメラも42メガピクセルで、Pixel 11の10.5メガピクセルと比較して大きな優位。

ディスプレイはProが6.3型、Pro XLが6.8型のSuper Actua(1~120Hz、ピーク輝度3600ニト)。耐傷コーティングはPixel 10 Pro比で2倍の耐傷性としています(試作機による自社テスト)。有線充電はPro XLのみ45W対応で、15分の充電で15時間駆動を確保します。

カメラバーは相変わらず高く、角に引っ掛けて動画が撮れます(危険なので真似しないこと)。

■Pixel 11はカメラバー40%薄型化

Pixelといえば、カメラ性能アピールでもある「カメラバー」の突起を強調するようなデザインでしたが、Pixel 11は前世代比でカメラバー部分の厚さを40%削減。純正ケース装着時にはフラットに近づきます。

撮影性能は、メインカメラが刷新した48メガピクセル広角(1/1.56型)、13メガピクセル超広角、10.8メガピクセル5倍望遠で、超解像ズームは最大30倍。

一方、Wi-Fiは6Eまで(Pro系はWi-Fi 7)、UWBは非搭載。8K動画と動画ブースト、プロ設定、後述のHiLightも非搭載です。画面サイズはProと同じ6.3型ですが、しっかり差別化しています。

カラーは左からフロスト、ハイビスカス、ピスタチオ、オブシディアン。

■Pro Foldは縦長継続、前モデル比3倍の強度

Pro FoldはPixel 10 Pro Fold比で約10%軽く、約1mm薄い239g、折りたたみ時の厚さは10.1mm。Googleによれば、新開発のギアレスヒンジとセラミックカバーガラスにより、前モデルの3倍の強度を実現しています(量産前デバイスによる社内テスト)。

外側6.5型と内側8型のディスプレイはいずれもピーク輝度3600ニト。

カメラ性能は、メインカメラが新センサー採用で感度56%向上。

インカメラはわずか10メガピクセルですが、Foldは開いた状態でカバー画面のプレビューを確認しつつ、メインカメラで自撮りもできます。

■Tensor G6と通知LED「HiLight」

全機種で搭載する Google Tensor G6について、GoogleはTensor G5比でウェブブラウジングが25%高速化し、オンデバイスAI処理は最大3.5倍高速で消費エネルギーは最大3.5分の1になるとしています(自社データ)。Titan M3セキュリティチップと組み合わせ、セキュアブートには耐量子暗号を採用しました。

Pro / Pro XL / Pro Foldだけの新機能 HiLightは、これまでは撮影用やフラッシュライト用だった背面LEDを、マルチカラーの色と点灯パターンで通知などにも対応させた機能。

特定の連絡先に色を割り当てて、スマホを伏せていても誰からの着信か分かったり、Geminiとの会話ではこちらの声に反応したかどうかのステータス表示といった使い方に対応します。HiLightの機能は今後も拡張予定。

Gemini Intelligence のタイムリーな情報表示は、メッセージの会話中に出てきた店名をAIがMapで調べてカードとして提示、「木曜の夜ヒマ?」に対してGeminiが先回りでスケジュール確認など。

ほかAI機能は、スマホを構えて持っているだけで、AIが状況・被写体・動きを認識、ベストなタイミングの写真を残してくれる マジックキャプチャー、Geminiが文脈を考慮して整形してくれる高度な音声入力など多数。

ただし提供時期は今後のアップデート待ちだったり、対応アプリが限られるなど、これからに期待の部分も多数あり、一部はPixel 11以前の世代でも使えるようになります。

「Geminiによるタスク支援」のデモ。Geminiに直接指示することで、提示のメールチェック・内容の抽出・分類してスプレッドシートに追加の作業を自動化。こちらはPixel 11限定ではなく、ウェブ版を含む Geminiの機能としてのデモ。

■ 実質値下げもある戦略価格、11 Pro Fold最上位もギリ30万円未満

Google Storeの税込価格は以下のとおり。AI設備投資ブームでRAMやストレージが高騰し、為替の影響を含めてスマホが軒並み値上げするなかで、Pixel 11シリーズは同容量で昨年よりむしろ値下げのモデルもあり、全体には競合より抑えた戦略的な価格設定です。

・Pixel 11: 256GB 13万6800円 / 512GB 15万6800円
・Pixel 11 Pro: 256GB 17万4800円 / 512GB 19万4800円 / 1TB 23万4800円
・Pixel 11 Pro XL: 256GB 20万7800円 / 512GB 22万7800円 / 1TB 26万7800円
・Pixel 11 Pro Fold: 256GB 27万9900円 / 512GB 29万9900円

RAM容量はストレージ連動で、Pro / Pro XLは256GBが12GB、512GBと1TBが16GB。Pixel 11は全構成12GB、Pro Foldは全構成16GB。

無印のPixel 11は最低価格が10より上がっているものの、これはストレージ128GBモデルが消えて倍の256GBスタートになったため。同容量で比較すると、むしろPixel 10 (256GB)モデルより7100円値下げしています

Pixel 11 Pro は同容量では100円値下げ。新たに国内版でも1TBモデルを追加。Pro XLは同容量で先代より1万4900円アップ、1TB追加。

Pixel 11 Pro Fold は256GBと512GBまでで、10世代比で1万2400円上がったものの、ギリギリ30万円未満に抑えています。

■発売と特典 ProはAI Pro半年分が付属、いつものストアクレジット還元も

発売はGoogle Storeのほか、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクから。Pixel 11 / Pro / Pro XLは楽天モバイルでも扱います。今回初めて一部量販店でSIMフリーモデルも販売します。

購入特典はYouTube Premium 3か月無料(未加入者に限る)。Pro / Pro XL / Pro Fold購入者にはGoogle AI Pro 6か月無料も付きます(さらに、Google AI Pro自体にもGoogle Healthなど)。

9月4日までのキャンペーンでは、下取り増額とストアポイントを合わせてPro / Pro XLが実質最大13万7000円分、Pro Foldが14万7600円分お得になるとしています。

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