「Agent Plugins 1.0.0」発表、異なるAIエージェント間でもスキルやMCPサーバ設定が共通化へ。Microsoft、OpenAI、AWS、Googleらが支持するが、そこにAnthropicはいない(Publickey)

テクノロジー AI
新野淳一

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。

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AWS、マイクロソフト、OpenAI、Anysphere、Vercelの各社は、AIエージェントのスキルやMCPサーバの設定を、AIエージェントが異なっていても共有できる業界標準の仕様「Agent Plugins 1.0.0」を発表しました。またGoogleもAgent Pluginsへの対応を発表しています

スキルやMCPの設定を異なるAIエージェントでも共通化

AIエージェントはOpenAIやGoogle、マイクロソフト、Anthropicなどを始めとする多くのAI企業から提供されています。ユーザーがこれらを活用する場合には、スキルと呼ばれる設定ファイルで専門知識やその組織固有のルール、作業手順などを指定したり、AIエージェントが外部のツールと連携するために必要なMCPサーバへの接続設定を行ったりします。

従来、こうした設定はAIエージェントを提供するベンダーごとに設定方法やフォルダ構成が異なっていたため、ユーザーは異なるAIエージェントを使いこなすために、似たような設定をAIエージェントごとに異なる指定方法に書き換える必要がありました。

今回発表されたAgent Pluginsは、異なるAIエージェントであってもこの設定方法が共有可能な共通のパッケージフォーマットとして設定されたものです。

スキルを設定するSKILL.mdやMCPサーバとの接続設定を行うmcp.jsonなどを含むフォルダ構成は次のようになりました。

my-plugin/
├── plugin.json
├── skills/
│ └── summarize/
│ ├── SKILL.md
│ ├── scripts/
│ └── references/
├── mcp.json
└── com.example.client/
└── hooks/

すでにGitHub Copilot、Visual Studio Code、AnysphereのCursor、Chat GPTおよびCodex、AWS KiroがこのAgent Plugins仕様のサポートを発表しています。ただしClaude Codeを提供しているAnthropicは沈黙しています。

今後もAgent Pluginsは仕様拡張が行われていく予定で、例えばファイルシステムやネットワークへのアクセスの可否の設定、プラグインインストール時のユーザーによる承認フローの設定、任意のコマンド実行時やMCPサーバへのアクセス時のユーザーによる承認フローの設定、プラグイン公開時のための暗号化署名などをはじめとする、さまざまな追加機能が議論されています


この記事は新野淳一氏が運営するメディア「Publickey」が2026年8月10日に掲載した『「Agent Plugins 1.0.0」発表、異なるAIエージェント間でもスキルやMCPサーバ設定が共通化へ。マイクロソフト、OpenAI、AWS、Googleらがサポート』を、テクノエッジ編集部にて編集し、転載したものです。

《新野淳一》

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