ChatGPTが著名作家の正確な文体模倣を拒否へ。しかし特徴や雰囲気を捉えた文章なら出力可能

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Munenori Taniguchi

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OpenAIが提供するAIチャットボット「ChatGPT」が、著名作家の文体を直接模倣するよう求めるリクエストを断るようになった模様です。

ウェブサイトNo Latencyが今月はじめに調べたところでは、ChatGPTは存命の作家の文体を模倣した文章の作成は拒否する一方で、すでに死去した作家であれば模倣の要求を拒むことはありませんでした。

ところが、Ars Technicaによる最近の調査では、このAIチャットボットは存命か故人かに関わらず著名作家の模倣文章を出力することを拒否したとのことです。

具体的には、ChatGPTは様々な作家の「スタイル正確に」模倣することを拒否し、かわりにそれらの著者の作品に見られる特徴を取り入れ、雰囲気的に似た文章にすすることを提案したのだそうです。

文章のスタイルを正確に模倣するのと、同じような特徴の文章にするのがどう違うのかはなかなか想像しにくいところですが、米国の著作権法では、一般的にアイデアの具体的な表現のみを保護し、著者のより抽象的な文体までは保護しません。しかし、AIが模倣して生成した文体が、原作者の作品と「実質的に類似」していると判断される場合には、著作権侵害にあたる可能性があるとのことです。

OpenAIに対しては、著作物をAIのトレーニングに無断で使用されたと主張するジョン・グリシャムやジョージ・R・R・マーティンといった著名な作家たちの組合や、New York Times、ブリタニカ百科事典などから起こされた様々な著作権侵害訴訟に直面している現在の状況においては、この微妙な違いが法的に大きな違いになる可能性があります。

OpenAIユーザーの中には、今回のChatGPTの文体ルール変更で頭を悩ませている人もいるようです。たとえばRedditユーザーのDazzling-Major-5620は、最近「GPTが特定の著者のスタイルではコンテンツを生成できないと言うようになった」と述べ「私のプロンプトはすごく具体的で、まさに望んでいた通りの結果が得られていたのに……いまは技術的には自分のものと言える、すでに編集済みの文章を入力する以外に、この問題をどう回避すればいいのか見当もつかない。最悪だ」とRedditに投稿しています。


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《Munenori Taniguchi》

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