【WWDC26】アップル、次期OSに搭載の「子どもの安全」のための新機能を発表。今秋提供予定

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アップルは、日本時間2026年6月9日未明に配信されたWWDC26の基調講演で、同社の各種デバイスを使用する子どもたちのデジタル体験を保護者がより安全に管理するための一連の新機能を発表しました。

これらの機能は今秋のソフトウェアアップデート(iOS 27・iPadOS 27・macOS 27)で提供される予定で、既存のペアレンタルコントロールを大幅に拡張する内容となっています。

スマートフォンを子どもに持たせる保護者にとって、「何を見せるか」「誰と話させるか」「いつ使わせるか」は長年の悩みどころです。アップルはこれまでもスクリーンタイムなどの機能を提供してきましたが、今回の発表はその管理をきめ細やかにするとともに、使いやすさも向上させるものとなっています。

特に、子どものアプリ購入時に適用できる既存の「承認と購入のリクエスト」機能と同様に、子どもがSafariブラウザーで新しいウェブサイトにアクセスするときにもリクエストさせる新機能「Ask to Browse」には、専門家の研究知見に基づく年齢別ガイダンスが組み込まれており、保護者が設定の出発点として活用できるようになっています。

子どもの安全に関する新機能の詳細

子どものために新しいデバイスを設定する際、保護者には子ども用アカウントの作成手順が提示されます。子どもアカウントは13歳未満には必須で、、18歳になるまで利用できます。アカウントを作成すると、年齢に応じたシステム全体の保護機能(成人向けウェブサイトの制限、年齢適合メディアのみの許可、App Storeでの年齢別制限など)が自動的に有効になります。

保護者はセットアップ時に、子どもが利用できるアプリを選択したり、利用可能なアプリをあらかじめ制限したりできます。

また、既存の「承認と購入のリクエスト」機能に加え、新たに「Ask to Browse」が追加されます。Ask to BrowseはiPhone・iPad・Mac上のSafariで機能し、子どもが新しいウェブサイトにアクセスしようとした際に保護者の許可を求める仕組みです。

メッセージ・FaceTime・電話アプリでは、子どもが連絡できる相手を保護者が管理する機能が強化され、新しい連絡先とのやり取りを開始する際に、保護者の承認を必要とする設定も可能になります。

また、「コミュニケーションの安全性」機能は、これまでもメッセージやビデオ通話で性的に露骨なコンテンツを検出した際にぼかし処理を行う機能を提供してきましたが、今回の機能アップデートでは共有された画像や動画に含まれる残酷または暴力的なコンテンツもブロックするようになります。この機能は18歳未満のユーザーに対しデフォルトで有効化されます。

利用時間の管理:Time AllowancesとSchedules

新設の「Time Allowances」では、エンターテインメント・ゲーム・ソーシャルメディアなどのカテゴリ別にアプリ利用時間の上限を設定できます。設定時には、専門家の研究に基づいた年齢別ガイダンスが表示されます。また「Schedules」機能では、曜日・時間帯ごとにアクセスできるアプリを管理でき、授業中など集中が必要な時間帯の利用制限に活用できます。

Screen Timeの再設計

スクリーンタイムのインターフェースが刷新され、子どもの平均デバイス利用時間や最もよく使われているアプリをひと目で確認できるようになります。食事や屋外での活動など、しっかり集中してほしい時間に保護者がアクセス制限をすばやく設定できます。

専門家との連携と保護者向けウェブサイト(米国内)

アップルは米国小児科学会(AAP)と協力し、同学会の「Family Media Plan」をアップル製品向けガイドとして提供するとしています。また、保護者向けの専用ウェブサイトを新たに開設し、最新ツールの使い方や一般的な疑問への回答を提供しています。

開発者向けツールも拡充

アプリ開発者向けには、不適切なコンテンツの検出を支援する「SensitiveContentAnalysis」、新しいアプリ内連絡先への保護者承認を実装できる「PermissionKit」、子どもの年齢層に応じたアプリ体験を提供するための「Declared Age Range API」が提供されます。Declared Age Range APIは子どもの誕生日を共有せずにプライバシーを保護した形で機能するとしています。

提供時期はiOS 27リリースと同時、今秋を予定

今回発表された新機能は、今秋リリース予定のiOS 27・iPadOS 27・macOS 27のScreen Timeアップデートとして提供されます。詳細な提供時期や対応地域については、アップルのウェブサイトで案内予定です。なお、子どもアカウント作成の最低年齢は国・地域によって異なる場合があります。



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