VRグローブや触覚フィードバック技術などを手掛けるDriver-Xが、新しいインターフェースブランド「Melt Interface」の第1弾製品として、クリエイター向け高機能マウス「Melt Mouse」を発表しました。
海外クラウドファンドサービスKickstarterにて、10月28日19時にプロジェクトを開始します。数量限定のアーリーバード価格は3万4500円、Kickstarter価格は3万7500円で、通常価格は4万2000円の予定。
Melt Mouseは、ガジェット系インフルエンサーのParaph・鎌田亮平氏とのコラボレーションで開発した製品。マウスではありますが、物理ボタンを搭載しておらず、ハプティクス技術によりクリック感を再現。スクロールに関しても、物理ホイールと同等のノッチ感が得られるとのことです。

物理ボタンを搭載してないという特徴を活かし、タップや長押しによりマウス、トラックパッド、テンキーモードに切り替え可能。トラックパッドでは、スワイプや二本指操作などを行えます。
テンキーモードでは、マウス上に12点のLEDが光り、ボタンとして操作可能に。テンキーだけではなく、各ボタンにショートカットを割り当てて画像編集や動画作成時の補助デバイスとしても利用できます。

専用アプリ「Melt Studio」では、クリックの重さやスクロールのノッチ感、モードの切り替え方法、ジェスチャーへのショートカット設定などをカスタマイズ可能。Photoshop、Blender、Premiere Proなど、用途に合わせたプロファイルを保存して切り替えて使用することもできます。

本体はCNC削り出しアルミニウムで、トップには曲面強化ガラスを採用。底面のMagSole(マグソール)はマグネット着脱式。この部分はプラスチック製で複数のカラーが用意されるようです。

接続はBluetoothのほか、USB-Cでの有線にも対応。Bluetoothでは、3台のマルチペアリングに対応しています。バッテリーはUSB-Cでの充電式で、使用条件にもよりますが、2週間から1か月持つとのことです。