みなさんこんにちは、香港在住の携帯電話研究家、山根康宏です。Xperia 1 VIIが日本で発表になりました。実はここ数年、Xperiaの新機種は日本よりも早く海外で先に販売されるパターンが多くあります。中でもXperia人気の高い台湾では5月27日が正式発売日とのこと。さっそく現地のソニーストアへ行って様子を見てきました。

店舗の入り口にはXperia 1 VIIがしっかり展示されていました。予約受付は5月15日から20日まで、予約者の先行販売が5月24日から26日、一般販売が5月27日からとのこと。また台湾のキャリア、中華電信も取り扱い6月2日から販売が始まります。

台湾販売品なので繁体字中国語表示になっているのがちょっと新鮮な感じ。もちろん、言語は日本語にも対応。価格は12GB+256GBが4万990台湾ドル(約19万7000円)、12GB+512GB版が4万4990台湾ドル(約21万6000円)、ケース(QXZ-CBFS)は1390台湾ドル(約6700円)です。

本体カラーは日本と同じ3色です。

日本モデルとは異なり、eSIMは非対応。代わりにデュアルSIM仕様になっています。

SIMカードスロットの裏側はナノSIMカードの2枚目またはマイクロSDカードとの排他使用。

物理SIMカード2枚モデルが欲しい人には台湾版はねらい目かもしれませんが、残念ながら技適はありません。

さらに日本モデルと違うのがFeliCa非搭載でNFCのみという点。背面にはFeliCaマークではなくNFCのロゴがプリントされています。

日曜日の夕方に訪れましたが、Xperia 1 VIIをその場で触って予約しているお客さんも見られました。AI機能が強化されたカメラ機能もスタッフから熱心に説明されるなど、新しい撮影体験は台湾の人たちにも受け入れられそうです。日本より先に入手できるのがうらやましい限り。

次回、スマホ沼配信はXperiaについて話しますので、ご興味のある方はぜひ、ご覧ください(5月27日20時~)