9月15日公開の映画『グランツーリスモ』新予告映像。ゲーマーがプロレーサーに生まれ変わる過酷な挑戦

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

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ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが、9月15日公開予定の映画『グランツーリスモ』の新たな公式予告映像を公開しました。

PlayStation用ゲーム「グランツーリスモ」は自動車の挙動を緻密に再現しカーマニアから広く一般まで人気の作品。映画はゲームのプレイヤーから、現実のプロレーシングドライバーとして活躍できる人材を発掘する「GTアカデミー」を舞台とした実話に基づく物語です。

いくら映像や画面内のクルマの挙動がリアルに作られている「グランツーリスモ」とはいえ、戦闘機のように猛烈な加減速やコーナリング時のGフォースに耐える強靱な身体を持ち、さらにその過酷な環境下で冷静な判断力を維持することが求められるプロレーシングドライバーと、画面とだけ向き合うゲーマーでは必要とされる能力が違いすぎることから、GTアカデミーは前代未聞の企画と思われていました。

しかしアカデミーのカリキュラムに定められた訓練によってフィジカル的な問題を克服し、ウィナーの座を勝ち取った卒業生からは、世界のツーリングカーや耐久レースで活躍する人材が多数生まれています。

この映画は、そんなGTアカデミー卒業生のなかでも最も成功したひとりで、2020年まで日本のツーリングカーレース「Super GT」でトップドライバーとして活躍したヤン・マーデンボロー選手が主人公。Apple TV+の『See~暗闇の世界~』などに出演のアーチー・マデクウィが演じます。

そのほか、ゲームプレイヤーのセンスが現実のモータースポーツでも通じると信じてGTアカデミーを立ち上げる熱い男ダニー役にオーランド・ブルーム、所詮ゲーマーと思いつつも責任を持ってアカデミー生を指導し鍛え上げるジャック役に『ヘルボーイ』『ブラック・ウィドウ』のデヴィッド・ハーバー。

『第9地区』などのSF作で知られ、ゲーム好き、クルマ好きを自称するニール・ブロムカンプ監督がメガホンを取って制作された本作は、ゲームだけでなく、リアルなレースで繰り広げられる「時速320km超えのスピード、重力の衝撃とスリル、レース・アクションの圧倒的な世界を体感」できる作品に仕上がっています。

今回の予告映像は、GTアカデミーにおける過酷なトレーニングや、死と隣り合わせの激しいレースの現場など、非常に派手なシーンを切り取ったものとなっており、映画館の大スクリーンで鑑賞したいと思わせるものとなっています。

もちろん、実際のモータースポーツではこんなにバンバンとマシンが横転したり宙を舞うことはほとんどありませんが、まったくないわけでもありません。この今回の予告編でも32秒あたりで一瞬描かれているクラッシュは、2012年ル・マン24時間耐久レースにおけるトヨタTS030の事故を彷彿とするもので、非常にリアルな映像の再現度を誇っています。

映画『グランツーリスモ』は9月15日に全国の劇場で公開予定。ムビチケは今日、7月21日より販売が始まっています。



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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Munenori Taniguchi》
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