開発者プラットフォームの GitHub がCD-ROM送付サービスを発表しました。
フォームから申し込むことで、ユーザーが管理する公開リポジトリをCD-ROMに焼いて指定アドレスに送付してくれます。
発表ポストの表現は「皆さんの意見は届いています。われわれも同じ気持ちです」「物理メディアをめぐる最近の動向に鑑み、公開リポジトリのCD-ROMを入手可能になったと発表できることを誇りに思います」
…… わざと仰々しい言い回しをしていることを含めて、つまりはプレイステーションが来年までで物理メディアの生産を終了するという話題に乗った悪ふざけのようなものです。
ソニー、PS5 / PS4のディスク版ゲーム発売は2027年で終了 以降はダウンロード版のみ用意 「購買トレンドの変化を踏まえ」 | テクノエッジ TechnoEdge
話題となったソニーの発表は、プレイステーション向けの新作ゲームについて、物理メディア版を用意するのは2027年内まで、以降はダウンロード版のみを用意するという内容でした。
売上比率からはダウンロード版が主流になって久しく、ゲーム機もこの世代でディスクレス版またはディスクドライブ別売りが標準に変わりつつあります。
以前からダウンロード版しか買っていないし困らない、ディスク版は保管も入れ替えも面倒、そもそも本体にディスクドライブがないという声もある一方で、やはり手に持って並べられる物理パッケージ版には愛着がある、デジタル版ではパブリッシャー都合などで配信が終わると購入していても遊べなくなる場合がある、所有からライセンス契約に移ることで、プラットフォーム側の都合によらずゲームを保全するうえでも影響があるなど、ネット上の意見としては反発も多くありました。
GitHubの発表はこの話題に便乗したものですが、サービス(?)としては自分の、公開のリポジトリに限るとされており、であれば自分でローカル保存するなり好みの物理メディアに保存しておくことを妨げるものはなにもなく、「合法的なローカル保全ができなくなる、難しくなる」という文脈からは特にGitHubが誇らしげにする理由もありません。
(強いていえば、クラウドとローカルPC以外に物理パックアップも取っておこうのリマインダにはなるくらいでしょうか。)

今回のプレイステーションの発表には同様の便乗ネタが多くあり、以前から客層にあわせたミームや弄りで知られる英ドミノピザは、公式声明と称して「ゲーム業界の潮流に応じ、ドミノUKは2027年4月1日をもって物理ビザの製造を終了し、以降はデジタルピザのみに移行します」と冗談発表をしています。
そのほか同様の便乗は、スペインのKFCが「今後のチキンはダウンロード可能なPNG形式でのみ提供します」、ゲームコントローラのGameSir は「物理コントローラの製造を終了し、ダウンロード版デジタルコントローラのみを販売します」などなど。
なお GitHub のCD-ROM送付については、本当にフォームを用意して受け付けてはいるものの、送付までには数週間、先着の1000名のみ、1人1枚のみ、地域によって提供不可といった注意書きがあります。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)






