アップルの新型ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds+」正式発表。3倍大きなマイク、最大1.6倍のANC搭載、Androidとの親和性も向上で6月中旬発売

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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アップル傘下のBeatsは、完全ワイヤレスイヤホンの新型モデル「Beats Studio Buds+」を正式に発表しました

価格は2万4800円(税別)で、2023年6月中旬に発売予定。カラーはブラック/ゴールド、アイボリー、トランスペアレント(透明)の3つ。公式サイトにメールアドレスを登録しておくと、購入が可能になりしだい通知が送ってもらえます。

本製品は数ヶ月前からiOSベータ版から手がかりが見つかっており、つい最近も米Best Buyのある店舗に入荷したとの報告もありました


Beats Studio Buds+は、AirPodsよりもスポーツ向けの製品でステム(本体から垂れ下がる軸)もなく、コンパクトなデザインとなっています。またアクティブノイズキャンセリング(ANC)や外部音取り込みモードを備えるなど、AirPodsではProモデル限定の機能も使えます。空間オーディオにも対応し、アップル製品とAndroidデバイスともに親和性が高いことも大きな特徴です。

もっとも、これらは前モデルBeats Studio Budsにも備わっている要素であり、それらを全般的に強化しているのが「+(プラス)」たる所以でしょう。

Beats Studio Buds+は初代モデルよりも3倍大きなマイクと最大1.6倍のアクティブノイズキャンセリングが可能になりました。つまり鮮明かつクリアな通話や、騒音が激しい場所でも快適なリスニングが楽しみやすくなっています。

また付属の充電ケースと合わせて使うことで、最大36時間も再生できるというスタミナもうれしいところです。前モデルが「最大8時間の再生が可能、2回分の充電ができる充電ケース付属」とあったことから、ざっと12時間は長く持つ模様です。

さらに「Fast Fuel機能」により、5分の充電で最大1時間の再生が可能とのこと。急な外出でバッテリー残量が少ないとき、一時しのぎには十分と思われます。

ほか同梱されるイヤーチップは、前モデルの3種類から4種類へと増量。XS、S、M、Lから選ぶことができ、ユーザーの耳にフィットした密閉性やサウンドパフォーマンスが得られそうです。

もちろん、アップル製品との親和性の高さは前モデルから継承。ワンタッチペアリングや「ヘイSiri」と話しかけるだけで音声アシスタント起動、「探す」アプリにも対応しています。

そしてBeatsブランド製品の強みである、Androidの様々なネイティブ機能への対応もさらに進化。1回タップするだけで同じGmailアカウントに登録されている全てのAndroidデバイスおよびChromeデバイスに接続可能となり、それらの間でシームレスに音声を切り替え。Googleの「デバイスを探す」にも対応しています。

iPhoneとAndroidスマートフォンの両刀使いであれば、これ1台ですべて賄える本製品はとても魅力的といえるでしょう。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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