レノボ、天板に亜麻繊維採用の ThinkPad Z13 Gen 2 / Z16 Gen 2発表。アルミボディのスタイリッシュノート

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

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レノボが新型ノートPC「ThinkPad Z13 Gen 2」と「ThinkPad Z16 Gen 2」を発表しました。

ThinkPad Z13 Gen 2は7月に1249ドル(約17万円)から、ThinkPad Z16 Gen 2は8月後半に1749ドル(約24万円)から発売される予定です。記事執筆時点では日本での発売についての情報はありません。

かつては黒い弁当箱とも呼ばれたThinkPadですが、Zシリーズはその面影をキーボード/ディスプレイ面に残すのみで、伝統にこだわらない若い世代をターゲットとした製品。Z13 Gen 2、Z16 Gen 2ともに本体外装に75%リサイクルのアルミニウム素材を採用し、スタイリッシュな印象をもたらしているのが特徴です。

またZ13 Gen 2にはアルミの天板の上にフラックス(亜麻)繊維入りCFRP素材を使用した「Flax Fiber Bronze Aluminium」バージョンも用意されています。

この強化亜麻繊維素材は最近、ポルシェやボルボの高級EVブランド「ポールスター」などが自動車の内装パネルなどに使った例があります。レノボはこの素材を消費者向け電子機器として初めて採用したと述べています。

昨今のリモートワークのトレンドからか、Zoomなどビデオ会議向けのウェブカメラはフルHD解像度のものを採用し顔認証に対応、電子式のカメラシャッター、要するに設定でカメラを無効化する仕組みを採用しています。

内蔵マイクもクリアで自然な音声でリモート会議に適するDolby Voiceに対応しています。また、ThinkPad伝統の赤いトラックポイントをダブルタップして起動するTrackPoint Quick Menuを使って、カメラやマイクに関する設定を手軽にカスタマイズすることが可能です。

主な仕様は、両機に共通なのがともにAMDのRyzen 7000シリーズを搭載し、最大RAM64GB(LPDDR5x)、最大ストレージ容量2TB(PCI Express 4.0 SSD)が選択可能なところ。

その他個別の仕様は、まずZ13 Gen 2のほうが、13.3インチWQXGA 2.8K OLED(タッチ対応)またはWUXGA IPS液晶ディスプレイ(タッチ機能はオプション)を採用し、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.1のほか、オプションで4G通信機能をサポートします。入出力はUSB4 x2、3.5mmイヤホン端子 x1。寸法は294.4 x 199.6 x 13.99mm、重さ1.19kgとなっています。

一方、Z16 Gen 2はWQUXGA 4K OLED(3840 x 2400, タッチ対応)またはWUXGA IPS液晶ディスプレイ(タッチ機能はオプション)を選択でき、さらにオプションでディスクリートGPU「Radeon 6550M」を搭載することができます。

その他Wi-Fi 6EとBluetooth 5.1通信機能、入出力にUSB4 x2、USB 3.2 Gen 2 Type-C x1(Power Delivery電源入力、DisplayPort Alternate Mode対応)、3.5mmイヤホン端子 x1、SDカードリーダー x1。寸法は354.4 x 237.4 x 15.8mm、重さ1.81kgといった仕様です。


《Munenori Taniguchi》
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