EarFun Air Pro 3発売。1万円以下でハイレゾ相当・ノイキャンの完全ワイヤレスイヤホン、マルチポイントや低遅延も対応

テクノロジー Science
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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EarFun Air Pro 3発売。1万円以下でハイレゾ相当・ノイキャンの完全ワイヤレスイヤホン、マルチポイントや低遅延も対応
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新興オーディオメーカーのEarFunは1月10日、24bit / 96kHzのハイレゾ相当伝送に対応し、ハイブリッド型ANCを搭載した完全ワイヤレスイヤホンEarFun Air Pro 3をAmazonで発売しました。価格は8980円。

低価格ながら高音質のイヤホンで定評あるEarFunの最新モデルですが、前モデルのEarFun Air Pro 2からSoCがQualcomm QCC3071に変更になったことに伴い、ハイレゾ相当コーデックのaptX Adaptive(24bit/96KHz)に対応しました。

また発売時には未対応ですが、今後のアップデートによりBluetooth LE Audioおよびその必須コーデックであるLC3に対応予定です。


音質面では、振動版にウール複合材を採用した11mmのダイナミックドライバーを搭載。「迫力のある低音からより広い音場、歌声の細かなニュアンスや楽器の音の余韻まで感じられる」としています。

ノイズキャンセリングは内向きと外向き、両方のマイクを利用するハイブリッド型を搭載。ノイズを最大43dB減衰します。もちろん、外音取込モードも搭載します。

バッテリー持ちは単体利用で最大7時間、充電ケース併用で37時間(いずれもANCオンの場合、ANCオフだとそれぞれ最大9j期間と45時間)。

Bluetoothのバージョンは5.3、2台のデバイスと同時に接続し必要に応じて切り替えるマルチポイントに対応します。

Bluetoothでは大きくなりがちな遅延については、55msまで短縮する低遅延モードにも対応。他社のBluetoothイヤホンの低遅延モードと同じく、通信距離や安定性のマージンを削ることと引き換えではありますが、スマートフォンゲームなどで遅延が比較的軽減します。

なお、ハイレゾ相当に対応しますが、同価格帯でライバルになりそうなSOUNDPEATSのCaosules3 proとは違い、日本オーディオ協会のHi-Res Audio Wirelessロゴは未取得。

代わりに国内最大級のオーディオビジュアルアワードVGP 2023で、「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン(8千円以上1万円未満)」部門で金賞、ライフスタイル分科会の企画賞受賞を大きくアピールしています。ちなみに、SOUNDPEATS Caosules3 proも「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン/ノイズキャンセリング(8千円以上1万円未満)」部門で金賞を受賞しています。


《山本竜也》
山本竜也

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