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ソニー、独自のPCゲームランチャーを準備中?スパイダーマンに「PlayStation PC Launcher」の記述

ゲーム Sony
Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

特集

Marvel's Spider-Man Remastered PC
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プレイステーション独占作品のPC移植に力を入れるソニーが、いよいよ独自のPCゲームランチャーを準備しているようです。

先日発売されたPC版『Marvel's Spider-Man Remastered』のゲームファイルからPSNアカウントリンク機能と思われる文字列を発見していた VGC が、今度は「PlayStation PC Launcher」の記述を確認したと伝えています

ソニーは2020年夏の『Horizon Zero Dawn』以来、PlayStationゲーム機独占だった自社パブリッシュの看板作品をPCでも発売する戦略を採ってきました。

いずれもSteam またはEpic Games Storeで購入する形式ですが、このままタイトルを増やし力を入れて行く方針ならば、PCのオープンなエコシステムを活かして他社のアプリ配信・販売プラットフォームに間借りしないPC版PS Storeを作り、独自ランチャーアプリ経由で購入し起動する方式にしても不思議はありません。

見つかったとされているのはあくまで「PlayStation PC Launcher」の記述のみなので、ストア機能を持たない純粋なゲーム起動アプリとの解釈もあり得ますが、すでにウェブからもアクセスできる大規模な自社ストアとPSNプラットフォームを擁するソニーが、わざわざPCゲームのためのアプリを作って、購入は他社ストアのみに限定したい積極的な理由があるようには思えません。

ソニーも将来的にはマイクロソフトのように、自社PCゲームを Steam でも自社ストアでも併売する方式になると仮定した場合、そしてもちろんPSNアカウントをPCゲームランチャーともリンクするようになった場合、気になるのはいわゆるクロスバイやクロスプレイ、クロスセーブといったプラットフォームを跨いだ仕様がどの程度提供されるかどうか。

ゲーム機でもPCでも自前のストアを構えXboxブランドでゲームを販売するマイクロソフトは、自社タイトルの多くについて、どちらかで買えばどちらのプラットフォームでも遊べるいわゆるクロスバイを「Xbox Play Anywhere」の名称で提供してきました。

ゲーマーにとっての利点はたとえば、購入前にコンソール版が良いのかPC版が良いのか、グラフィックやロード時間、マルチプレイ仕様やハードウェア要件、表現規制やローカライズや設定項目等々まで調べて悩む必要がなく、あとから両方とも買うパターンも避けられること(気軽にコンソールで買ったら気に入ってしまい、結局は最高設定で遊べるPC版も買っちゃうやつ)。

あるいはフォームファクタの多様なPCであれば、自宅ではゲーム専用機で遊びつつ、出先ではノートやポータブルゲーミングPCで遊ぶこともできます(すでにリモートプレイやPlayStation Nowストリーミングで場所を問わず遊ぶことはできますが、速い回線が必要だったり、ゲームによっては不向きといった制約も)。

PCを持っていなかったり、ゲームには非力なPCを使っている場合でも、クロスバイ対応タイトルならばとりあえずゲーム機で遊び、いずれゲーミングPCを新調したときには別のゲームのように快適に遊べるのも嬉しいところ。

特にPlayStation PCゲームは、PlayStationゲーム機では不可能な最高設定グラフィックと滑らかな高フレームレートの両立や、ウルトラワイドディスプレイやマルチディスプレイ対応などPC版ならではの追加機能や改良が施されていることが多く、PS版のファンにとってゲーミングPCを買えばそのままアップグレード版が遊べるとなれば大きな魅力です。

ソニーはDestinyのBungie買収を通じて、従来型の売り切りシングルプレーヤーゲームだけでなく、長期に渡ってコンテンツを更新し収益源となり続けるライブサービスゲームへ注力する方針を明らかにしています。ライブサービスゲームで重要なのは、プレーヤーの母数を多く確保すること。基本無料になったDestiny 2しかり、マルチプラットフォームでできるだけ多くのプレーヤーに触れてもらうことで、有料コンテンツをサービスの利用者を増やす戦略です。

あるいはソニーの収益の柱のひとつである PlayStation Network / 会員サービスPS Plusも、ストリーミングゲームのPS Nowを取り込み、Xbox Game Pass的な遊び放題サブスクサービスのプレミアムなティアを追加するなど力を入れる分野。せっかく人口の多いPCゲーマーにリーチする作品を用意しつつ、PSN接続なし、会員サービスにも入る理由がないまま、PSより遅れるかわりに安く買える移植版というだけでお茶を濁すとも思えません。

PlayStation PCの次の作品は、2022年内リリース予定の『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』『UNCHARTED: Legacy of Thieves Collection』(日本では『アンチャーテッド トレジャーハンター コレクション』)。

PC版PS Storeとクロスバイは将来に期待するとして、PS版をPCに引き継げるクロスセーブは早めに提供してほしいところです。

ゲーム起動前にWindows上で設定を開けるこの「ランチャー」のことだったというオチでないことを切に祈ります。

ソニー、ゲーミングギアINZONEシリーズ発表。4KモニタM9とヘッドセットH9 / H7 / H3から

《Ittousai》
Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

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