Appleが初の折りたたみiPhone、『iPhone Duo』を発表しました。
開いた折りたたみディスプレイは iPhone 18 Pro Max より50%広い7.6インチ。畳めば5.4インチとコンパクトでありながら、Proと同じ最速プロセッサA20 ProでAI性能2倍・GPU 40%高速化・メモリ帯域50%向上など、フラッグシップ性能のiPhoneです。

同時に発表された iPhone 18 Pro / Pro Max との主な差分はカメラ仕様。Proと異なり望遠カメラがないデュアル構成で、可変絞りも搭載しません。
■ 閉じても開いても同じ「白銀比」ディスプレイに新型UI採用

閉じた状態の外画面は「iPhone 18 Proの90%」を保った幅広の5.4インチ、開いた内画面は「iPhone 18 Pro Maxより50%広い」7.6インチ。
縦横比は外画面も内画面も同じ1:1.42 (約5:7.1)。紙のA判B判などの白銀比に近く、アプリを同じ比率で表示できることが特徴です。

閉じた状態では従来のiPhoneにない幅広になるため、1アイコン化されたステータスやアプリのナビゲーション、Dockを縦に並べてサイドに寄せた新たなユーザーインターフェースを採用。幅広でも指が届きやすく、比率的には従来のiPhoneアプリに近い縦長を維持します。
■ 内画面はカメラ穴なしUDC、折り目が目立たないナノテクスチャ、ペンシルも対応

内画面には、有機ELディスプレイの裏側に隠れるUDC(アンダーディスプレイカメラ)を採用。レンズの上に表示できるためカメラ穴が通常は見えず、コンテンツを隅々まで表示しても邪魔になりません。
折りたたみスマホで各社が差別化を図る「折り目」については、ディスプレイ自体に積層ラミネート構造を採用して最小化するほか、表面にポリマー製Nano-texture仕上げを採用することで目立ちにくくします。
(各社の折りたたみスマホでも、明るいコンテンツを表示すればほとんど見えない一方、映像が暗転したり暗い表示の場合は映り込みが歪んでシワが目立つ現象がありました。)
さらに、Apple Pencil (USB-C)による手書きにも年内対応予定。外画面でも内画面でも、ペンシルで走り書きしたり絵を描いたり、書類に書き込みができるようになります。
■ 防水防塵はIP68。フレームとヒンジカバー、画面下プレートはチタンの高耐久
折りたたみスマホで不安になる耐久性については、まず防水・防沫・防塵がIP68等級。一定時間の水没にも耐え、砂や塵が入りこまない、折りたたみスマホで最高クラスの等級です。
本体のフレームとヒンジカバーはチタン。背面はセラミックシールド、外画面は従来より擦り傷に3倍強いセラミックシールド2。
内画面については、表面が「業界で使用されている他の素材よりも40%強い」ナノテクスチャ仕上げポリマー層、高強度ガラス、有機ELディスプレイなどの積層構造の下にチタンプレート。100以上の部品を組み合わせたヒンジはカーボン補助プレートを採用します。
■ カメラは望遠なし48MP・48MPデュアル、光学品質2倍望遠

iPhoneのProシリーズは望遠を含む背面トリプルカメラですが、iPhone Duo は48MPメイン広角と48MP超広角のデュアルFusionカメラ構成。ズームについては、メインの切り出しで劣化のない光学2倍相当まで対応します。
内画面には前述の見えないUDCで1080p動画まで対応のFaceTimeカメラ、外画面は12MP FaceTimeカメラ。
外画面のインカメラは弱いものの、他社と同じく折りたたみスマホは開くことで「背面」メインカメラを外画面と同じ面に向け、プレビューを見ながら自撮りができるため、実は iPhone でもっとも強力なセルフィーカメラ搭載とも言えます。
外画面と内画面の両方に表示するDuo Previewは、メイン画面で細部を確認しつつ、被写体にも外画面プレビューを見てポーズ等を調整してもらえる機能。
動画は4K 120fps ドルビービジョンやスローモーション、最大60fpsのシネマティック効果にも対応します。
■ A20 ProはAI処理コア2倍、CPU 20%・GPU 40%・メモリ帯域40%高速化、ローカルAI仕様

プロセッサはProと同じA20 Proを搭載。前世代に比べCPUが20%、GPUは40%高速化したほか、メモリ帯域が50%広く、ローカルAI処理に重要なニューラルエンジンのコア数は2倍になりました。
冷却にはヴェイパーチャンバーを採用。ピーク性能だけでなく、高度なゲームやクリエイティブアプリ等も含め、性能の持続性が iPhone 17 Pro よりも35%向上したことをアピールしています。
iOS 27の目玉である Apple Intelligence と Siri AI にもフル対応。画面分割で片方にアプリ、もう片方にSiri AIを開いて、アプリで見えているものについて訊いたり、写真やメール、スケジュールなどユーザーを理解するSiri が適切なタイミングで適切な情報を伝えてくれる、ユーザーのかわりにアプリを利用してタスクを片付けてくれる等の先進的な機能が利用できます。
コンテキストにあわせて文章を下書きしたり校正したり、写真から邪魔なものを消す、外側を描き足して構図を変える、テキストから画像生成といった従来からのAI機能もより高速に、高度になりました。
■ バッテリーは内画面で動画31時間、外画面で44時間。60W急速充電に対応
バッテリー駆動時間は、広い内画面で動画再生が最大31時間、外画面なら44時間。外画面を使った場合、おおむねProとPro Maxの中間にあたります。
急速充電はついに60Wに対応。20分で50%まで充電できます。MagSafe / Qi2 ワイヤレス充電は25Wまで。
■ 価格は36万4800円から。2TB 57万4800円。10月16日から予約

価格は貫禄の256GB 36万4800円から。最大の2TBでは57万4800円。震え上がるような価格ですが、512GBでも3万5000円高い(だけ)の39万9800円に収まります。
予約の受付開始は10月16日午後21時から、発売は10月23日。
予約まで1か月以上あり、どの買い方が一番お得かの検討や、競合他社のキャンペーンが一層強烈なことになりそうです。









