1週間の気になる生成AI技術・研究をいくつかピックアップして解説する連載「生成AIウィークリー」から、特に興味深いAI技術や研究にスポットライトを当てる生成AIクローズアップ。
今回は、Hugging Faceのトレンドを占拠したQwen 3.8-27B派生版の大量発生を取り上げます。
執筆現在(8月22日)、Hugging Faceのモデルトレンド上位30件のうち、17件は「Qwen3.8-27B」で、Qwen公式リポジトリ2件を除く派生版は15件でした。

▲Qwen 3.8-27Bが上位を占める
Qwen 3.8-27Bは8月15日にオープンウェイトで公開された270億パラメータのマルチモーダルモデルです。
27Bという1枚のハイエンドGPUで扱える大きさに加え、Apache 2.0で改変も再配布も自由なため、公開から1週間ほどで派生版が大量に出回っています。
また人気があるものも多く、例えばUnslothのGGUF版ダウンロード数(直近30日間)は580万(本家公式リポジトリのダウンロードは173万+FP8版194万)です。
そして、17件のうち10件が無検閲版で、モデル名にUncensored、abliterated、OBLITERATED、Hereticといった単語が含まれています。安全機構を取り除いたとされる版です。10件の合計は約278万ダウンロード。Apache 2.0は、無検閲版の公開自体を禁じていません。



