チャッピーが代わりに働いてくれる時代到来『ChatGPT Work』発表 アプリやファイルを自律操作、下調べから成果物まで仕上げ Codexを応用

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米OpenAIが、ChatGPT内で動作する新しい汎用AIエージェント「ChatGPT Work」の提供を開始しました。

仕事の目標を伝えると、ChatGPTが作業計画を立て、接続アプリやファイルを横断して情報を集め、スプレッドシート・スライド・文書・Webアプリといった「完成品」を、必要なら数時間かけて自律的に仕上げてくれます。

■ 「答える」から「仕上げる」へ Claude Coworkに対抗

従来の ChatGPTは質問に答えたり、下書きを返すのが基本で、最終目標までの段階を踏みつつ個別タスクを進めるのはユーザーでした。ChatGPT Workはコーディングエージェント「Codex」の技術を組み込むことで、大きな仕事を小さなステップに分解し、途中経過を報告しながら自律的に完遂するところまで踏み込みます。

OpenAIによれば、Codexは週間500万人が利用し、うち100万人以上がソフトウェア開発以外の用途で使っているとのこと。この「コーディングエージェントはコーディング以外の仕事もやれる」を一般のChatGPTユーザーにも使えるよう拡大する機能ともいえます。

プラグインで接続できるアプリは Slack、Microsoft Teams、Google Drive、SharePoint、メール、カレンダー、CRMなど。プロンプト内で「@アプリ名」と指定して、このアプリでこれをしろと指示することもできます。

定期実行や変化の監視を任せる「Scheduled Tasks」、作った成果物をURLで共有できる対話型サイト作成機能「Sites」(公開ベータ)も加わりました。デスクトップ版ではローカルのファイルやアプリ、内蔵ブラウザを使った「Computer Use」により、PC上の操作そのものを代行させられます。

位置づけとしては、Anthropicが先行して展開するエージェント「Claude Cowork」への対抗が明確で、汎用チャットからエージェント型の業務自動化へという業界全体のシフトを加速する発表です。

■デスクトップアプリはCodexと統合、Atlasブラウザは終了へ

本日より、Codexアプリは新しいChatGPTデスクトップアプリに統合されます。Codexは開発者向けコーディングエージェントとして引き続き利用でき、既存のCodexアプリはアップデートで新アプリに移行。従来のChatGPTデスクトップアプリは「ChatGPT Classic」に改称します。

またChrome拡張がサイドバーでのChatGPT利用に対応する一方、単体ブラウザの「Atlas」は段階的に終了する予定。

企業向けにはChatGPT Enterpriseの管理基盤上で、アクセス権限や接続可能ツール、実行可能なアクションを管理者が制御できます。重要な操作を実行前に上位モデルが審査する「Auto-review」機能について、同社はレッドチーム演習で保護対象データの抜き取り試行を100%ブロックしたとしています。

■使い方と料金

ChatGPT Workは本日より、Web・モバイル版ChatGPTでPro / Enterprise / Edu向けに展開し、Plus / Businessでも数日中に利用可能になる見込み。

新しいデスクトップアプリはMac / Windows向けに本日から全世界で提供し、こちらは従来のチャットとWork、およびCodexを、無料含む全プランで利用可能です。

利用量の扱いは通常のチャットと異なり、Codexと同じ使用量体系に従います。タスクが複雑なほどプランに含まれる利用枠を多く消費する仕組みで、Enterprise / Eduの管理者は管理コンソールから部署・個人単位の利用上限を設定できます。

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