開発中止になったXbox 360版『ゴールデンアイ 007』、再コンパイルされPCでネイティブ動作。ただしゲーム本体は別途入手が必要

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SunJaycyと名乗る開発者が、発売中止になったXbox 360版『ゴールデンアイ 007』を再コンパイルした『Goldeneye Recomp v1.0』をGitHubで公開しました。このバージョンは、エミュレーターなどを使用せずとも、Windows PCでネイティブ動作する実行ファイルとなっています。

また、オンラインマルチプレイやワイドスクリーン対応、60FPS動作などの機能が追加されています。ただし、ゲーム本体のファイルはリポジトリに含まれておらず、ユーザー自身が用意する必要があります。

Xbox 360版『ゴールデンアイ 007』は、1997年にNintendo 64向けに発売され、コンシューマー機におけるFPSゲームの礎を築いたとまで言われる名作をXbox 360に移植したバージョンです。ただ、権利面での問題が解消されず、結局発売には至りませんでした。2021年にはこのXbox 360版のデータファイルがインターネット上に流出しましたが、これをプレイするにはエミュレーターか改変されたXbox 360本体が必要でした。

しかし、今回SunJaycyが公開したバージョンは、C++へ再コンパイルすることでWindowsネイティブアプリとして動作させることが可能になっています。

ただし、注意点があります。GitHubのリポジトリにはゲームそのもののコードやアセットは一切含まれておらず、「ゲームファイルは自分で探してください。このゲームは公式には一般にはリリースされていません」とSunJaycyは注意書きを示しています。つまり、実際に動かすためにはまず未発売のXbox 360版のゲームファイルを、ユーザー自身が正規の方法で準備する必要があります。ほとんどの人にとって、これは非常に高いハードルです。

しかし、もしそのハードルを越えることができれば『Goldeneye Recomp v1.0』では以下のような機能が提供されます。

・Windowsネイティブ動作(エミュレーター・BIOS不要)

・モダンなWindowsコントローラーのサポート

・オンラインマルチプレイ(LAN、Hamachi、playit.gg、または公開サーバー経由でのホスト・参加が可能)

・ゲーム内の一時停止・設定メニュー(ESCキー):映像、解像度、フレームリミット、フルスクリーン、オンライン設定

・ポストエフェクトフィルター(輝度、コントラスト、彩度、ビネット、プリセットなど)

・安定した60FPS動作(リコンパイルによるGPUペーシング修正を含む)

Windowsビルド向けのビルド手順も公開されており、収集したソースと『Goldeneye Recomp v1.0』のコードを組み合わせてビルドする方法が案内されています。

Goldeneye Recomp v1.0は、偶然か意図的になのか、最新のジェームズ・ボンドゲーム『007 First Light』が発売され、好調な売れ行きを示しているタイミングで公開されました。NVIDIAは、GeForce RTX 50シリーズのグラフィックスカード、ゲーミングデスクトップ、またはノートPCの対象製品購入者に対し『007 First Light』を無償提供するバンドルプロモーションを実施中です。


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