Apple WWDC26発表まとめ 「Siri AI」とiOS 27、macOS 27ゴールデンゲートほか新OS・新機能多数

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Appleは2026年6月8日、年次開発者会議「WWDC26」で、次世代のApple Intelligenceおよび全面刷新されたアシスタント「Siri AI」を発表しました。

あわせてiOS 27、iPadOS 27、macOS 27、watchOS 27、visionOS 27、tvOS 27の各ソフトウェアプラットフォームの新機能も公開しました。今秋、無償アップデートとして提供予定です。

■ Siri AIと次世代Apple Intelligenceの詳細


▲ Siri AIの主な機能

・画面上のコンテンツに関連した質問への回答

・メッセージ、メール、写真など複数アプリをまたいだ横断検索

・ウェブへのアクセスによる最新情報の取得と回答生成

・アプリをまたいだシステムワイドなアクション実行

・専用Siriアプリによる会話履歴の管理とiCloud同期

▲ Apple Intelligence連携アプリの強化

・Photos:撮影後に構図を改善できる「Spatial Reframing」機能を追加

・Image Playground:フォトリアリスティックなスタイルを含む高品質な画像生成が可能に

・Safari:「Notify Me」機能により、商品の再入荷や価格変動などウェブページの変化を監視・通知

・Messages:会話の文脈に基づき、リマインダーやメモの作成などをワンタップで提案


■ ペアレンタルコントロールの大幅強化

▲ 子どもアカウントとSetup Assistant

・子どもアカウントを作成するだけで、年齢に応じた保護設定をシステム全体に即時適用

・Setup Assistantにより、利用可能なアプリを親が個別に選択・管理

・新たなアプリの追加も親の承認制

▲ コミュニケーション安全機能の拡張

・子どもが新しい連絡先と繋がる際に親の承認を必須化

・メッセージやFaceTimeでのヌード画像のぼかし処理(18歳未満はデフォルトでオン)に加え、暴力的・グロテスクなコンテンツの自動ブロックを新たに追加

・「Ask to Browse」機能により、子どもが新しいウェブサイトにアクセスする際に親の許可が必要に(iPhone、iPad、MacのSafariで動作)

▲ スクリーンタイムの刷新

・エンターテインメント、ゲーム、ソーシャルメディアの3カテゴリに対して1日の利用時間上限を設定可能

・臨床・子ども発達の専門家の知見に基づく推奨利用時間を提示

・時間帯ごとに利用可能なアプリを管理できるスケジュール機能

・子どもの平均デバイス利用時間や利用頻度の高いアプリを一覧表示できるよう画面を再設計

・保護者向け専用サポートサイトを新設


■ パフォーマンス改善とその他の新機能

▲ 速度・パフォーマンスの向上

・iPhoneおよびiPadのアプリ起動が最大30%高速化(2026年4~5月のApple社内テストによる)

・Photos appでの写真読み込みが最大70%高速化(同テストによる)

・AirDropの転送速度が最大80%高速化(同テストによる)

・iPadでの外部ドライブとのファイル転送・ブラウズがMac上のFinderと同等の最大5倍高速化(同テストによる)

・セルラーとWi-Fiのネットワーク切り替えがよりシームレスに

▲ デザインの改善

・設定画面に新しいスライダーを追加し、Liquid Glassの透明度を超クリアから完全着色まで段階的に調整可能

・アプリアイコンをよりシャープなデザインに更新

・Macでは、アプリ上部の統一されたツールバー、端から端まで広がるサイドバー、カラーのサイドバーアイコンなどmacOSの伝統的なデザイン要素を再導入

▲ その他の新機能

・iCloud Shared Albums:フル解像度対応のクロスプラットフォーム写真共有

・Healthアプリ:Cycle Trackingに更年期・閉経前期のサポートと通知機能を追加

・Apple Watch:Siriが提案する5つのアプリアイコンを表示する動的アプリグリッド、Smart Stackのウィジェットをタップで開く新ジェスチャー、Find My appの統合

・AirPods:カスタムEQによる音質のパーソナライズ、AirPods Pro 3ではApple GymKit連携で心拍数データをiPhone経由で同期

・Apple Vision Pro:パノラマ写真を空間シーンに変換してEnvironmentとして使用可能、Wi-Fi接続速度が最大3倍高速化

・Apple Maps:航空写真とAIを組み合わせたFlyover体験を強化

■ 秋の無償提供に向けたスケジュールと対応デバイス

新機能は本日よりApple Developer Programを通じて開発者向けテストが開始されます。パブリックベータは翌月よりbeta.apple.comで提供予定で、正式リリースは今秋、無償ソフトウェアアップデートとして配信されます。

Apple IntelligenceおよびSiri AIの対応デバイスは以下の通りです。

・iPhone 16シリーズ以降、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max

・iPad mini(A17 Pro)、M1以降搭載のiPadシリーズ

・MacBook Neo(A18 Pro)、M1以降搭載のMac

・Apple Vision Pro

・Apple Watch Series 9以降、Apple Watch Ultra 2以降、Apple Watch SE 3(Apple Intelligence対応iPhoneとのペアリングが必要)

Apple Intelligenceの対応言語は英語、デンマーク語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ノルウェー語、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語、ベトナム語、中国語(簡体字・繁体字)、日本語、韓国語です。

Siri AIは今年後半に英語対応デバイスのユーザー向けにベータ提供が開始され、その後対応言語を順次拡大するとしています。

EUではMac、Apple Watch、Apple Vision Proでは利用可能となる一方、iOS・iPadOSでは当初提供されません。また、中国では規制対応が完了するまでSiri AIおよび新しいApple Intelligence機能は利用できません。

画像生成など一部のApple Intelligence機能には1日あたりの利用上限があり、iCloud+の有料プランに加入することで利用枠が拡大されます。

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