ポーランドのゲーム会社CD Projekt RED(以下、CDPR)は、2015年発売のオープンワールドRPG『The Witcher 3: Wild Hunt』向けの新拡張DLC「Songs of the Past」(追憶の調べ)を正式に発表しました。
もともと予定していた配信番組REDstreamで明かす予定でしたが、フライングで表示してしまう事故があったため、CDPRが先に認める形での発表となりました。
■10年以上現役、シリーズ累計6000万本超の資産タイトルに新コンテンツ
『ウィッチャー3』は2015年の発売以来、広大な世界の作り込みや選択の重みを感じさせるクエスト設計、主人公ゲラルトの存在感によってシリーズを代表する作品として評価されてきました。
2016年には拡張パック『Hearts of Stone 無情なる心』と『Blood and Wine 血塗られた美酒』が配信。その後も次世代機向けアップデートを重ね、今なお現役タイトルとして扱われています。
CDPRはウィッチャーシリーズの累計販売本数が6000万本を超えると明かしており、『ウィッチャー3』が同社にとって今も重要な資産であることが分かります。
▲新DLCは次世代三部作への「橋渡し」
『追憶の調べ』はPC /Xbox Series X|S / PlayStation 5向けに2027年発売予定。内容についてはこの夏以降に公開としています。
CDPRはウィッチャー3に続く新作ウィッチャー4を開発しており、2027年以降に発売予定。3の主人公であるリヴィアのゲラルトの弟子、シリが新主人公になるとされています。
新作拡張パックのないようほまだ明かされていないものの、プラットフォームの世代を超えて大ヒットした3の久々の拡張として、新三部作への橋渡しをする役割になります。
ウィッチャー3の新作コンテンツは1年ほど前からうわさやリークとされる情報が続き、最近では事業計画で幹部みずからほのめかすなど公然の秘密となっていました。
本来は明日の配信番組REDstreamで発表を予定していたところ、ランチャーにフライングで表示されてしまう事故があり、急遽ソーシャルメディアで正式に認めた流れです。
■CDPRの開発ラインと今後の『ウィッチャー』シリーズ
CDPRは現在、『ウィッチャー4』を起点にした新三部作を開発中。
3から4がすでに10年以上離れていること、もうひとつの看板IP『サイバーパンク』も正式なタイトル発表から発売まで8年以上かかったことを考えると、新三部作も完結はいつになるのか不安になりますが、CDPRは『ウィッチャー4』発売後の6年間で続編5・6までを順次展開する構想を明らかにしています。

開発ラインは複数に分かれており、『ウィッチャー4』のほか、『サイバーパンク2077』の続編であるCyberpunk 2、そしてオリジナルの完全新規IPである『Hadar』(仮)がそれぞれ別フェーズで進行中です。
HadarはまだIPの基礎作りの段階、Cyberpunk 2はプレプロダクション段階にあり、どちらも完成までには、順調に進んだとして少なくとも数年が必要になります。
一つ前の拡張パックにあたる『血塗られた美酒』10周年の配信REDstreamは29日0時から。




