Nintendo Switch 2値上げ、初代も約1万円増 5月25日から 来期は販売台数減を予測、オンラインサービスも値上げ

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任天堂がNintendo Switch 2とNintendo Switch 各機種、およびNintendo Switch Onlineの値上げを発表しました。

Nintendo Switch 2(日本語・国内専用)は現行の49,980円から新価格59,980円へと1万円値上げ。Nintendo Switch (有機ELモデル)も現行37,980円 から新価格47,980円など、各機種 約8000円から1,1000円値上げの価格改定です。実施は5月25日から。


任天堂は「さまざまな市場環境の変化を受け、今後のグローバルでの事業性を検討した結果」としています。

米国でSwitch 2が449.99ドルから499.99ドルなど、今回の価格改定はグローバルで実施します。マイニンテンドーストア限定の Nintendo Switch 2 多言語対応版は、元から海外との差を減らすため割高だったこともあり、今回の価格改定には含まれません。

■関税や部材高騰が影響、オンラインサービスも値上げ

オンラインサービスのNintendo Switch Onlineも2026年7月1日から値上げ。こちらは個人プラン12か月が2400円から3000円、追加パックで4900円から5900円、ファミリープランが4500円から5800円、追加パックのファミリープランが8900円から9900円など。

決算説明資料の中で、FY27(2026年4月~2027年3月)の業績予想において「メモリを中心とする部材価格の高騰や関税措置等に伴う原価への影響として、約1,000億円を織り込んでいる」と説明しており、今回の値上げはこうしたコスト増と、2年目のSwitch 2減速を織り込んだ対応策と位置づけられます。

▲ゲーム専用機の価格変更(日本国内、税込)

・Nintendo Switch 2(日本語・国内専用):49,980円 → 59,980円
・Nintendo Switch(有機ELモデル):37,980円 → 47,980円
・Nintendo Switch:32,978円 → 43,980円
・Nintendo Switch Lite:21,978円 → 29,980円

変更日:2026年5月25日

▲Nintendo Switch Onlineの価格変更(日本国内、税込)

・個人プラン 1か月:306円 → 400円
・個人プラン 3か月:815円 → 1,000円
・個人プラン 12か月:2,400円 → 3,000円
・ファミリープラン 12か月:4,500円 → 5,800円
・Nintendo Switch Online+追加パック 個人プラン 12か月:4,900円 → 5,900円
・Nintendo Switch Online+追加パック ファミリープラン 12か月:8,900円 → 9,900円

変更日:2026年7月1日


Nintendo Switch Online利用券(個人プラン12か月)|オンラインコード版
¥2,376
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
Nintendo Switch Online + 追加パック 個人プラン 12ヶ月|オンラインコード版
¥4,900
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

▲海外での価格変更(税別、ただし欧州は税込)

・米国:Nintendo Switch 2が449.99ドル → 499.99ドル
・カナダ:Nintendo Switch 2が629.99カナダドル → 679.99カナダドル
・欧州(My Nintendo Store):Nintendo Switch 2が469.99ユーロ → 499.99ユーロ

変更日:2026年9月1日

▲トランプ・花札・株札もオープン価格へ移行

日本国内で販売するトランプ・花札・株札については、部材価格の高騰を含むコスト増を理由に、メーカー希望小売価格を廃止してオープン価格へ移行します。対象はニンテンドー スタンダードトランプ、キャラクタートランプ(マリオ、スプラトゥーン、ゼルダの伝説、星のカービィ)、マリオ花札、大統領(花札)、福天狗、都の花、大統領(株札)です。変更日は2026年5月25日。


任天堂 花札 大統領 黒 遊びかた説明書つき
¥2,152
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
任天堂 マリオ花札 (黒) KRT-Z-NMHK
¥2,424
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

■ 売上高2兆3000億円の記録的決算、Switch 2発売で前期比約2倍。来期は減速見込み

同日発表されたFY26(2025年4月~2026年3月)の連結決算では、売上高が前期比98.6%増の2兆3,130億円となりました。2025年6月に発売されたNintendo Switch 2が大きく寄与し、ハードウェア販売台数は1,986万台を記録しています。営業利益は3,601億円(前期比27.5%増)、当期純利益は4,240億円(同52.1%増)。

(任天堂株式会社IR資料 FY26 決算説明資料(5.1MB))

一方、FY27(2026年4月~2027年3月)の業績予想は売上高2兆500億円(前期比11.4%減)、純利益3,100億円(同26.9%減)と減収減益を見込んでいます。Nintendo Switch 2の販売台数予想は1,650万台。任天堂は台数を含めて渋めに予測を出してくる傾向はありますが、現時点で初年度よりも300万台以上少ない台数です。

任天堂は資料のなかで、Switch 2は過去ハードと比較して販売が初年度に集中した、(買い替え需要を急速に満たした反動もあり)来期は減少を見込むが、2年目としては順調な普及水準として、初代Switchと比較してあくまで順調であると説明しています。

Nintendo Switch 2は任天堂として、あるいは歴代ゲーム機のなかでも最速級の立ち上げを記録しましたが、入手性が改善された25年の年末商戦でソフトを含めた売上まで勢いを維持したとは言いづらい状況でした。

経済状況の変化や、初代に比べて低い利益率から価格改定することで、2年目以降にさらに勢いが鈍化するリスクもあります。メインシリーズではない『ぽこ あ ポケモン』やトモコレ新作のヒットなど明るいニュースもありつつ、少なくとも発表済みのSwitch 2タイトルでは、2026年はもとから任天堂としては最大級に売れるタイトルというわけでもないスプラトゥーンのスピンオフや、何度も出しているスターフォックス64のリメイクなど、期待値としてはそこまで高くないのも確か。ポケモンの完全新作は2027年予定。


世界的な経済状況しだいではありますが、大成功した初代を王者の風格で継承してさらに急拡大するかに思えたSwitch 2も、2026年から足踏みする可能性はあり、Switchを超えられるかはまだ未知数です。

■価格改定は5月25日・7月1日・9月1日の3段階で実施

日本国内のゲーム専用機本体およびトランプ・花札・株札の価格変更は2026年5月25日、Nintendo Switch Onlineの価格変更は2026年7月1日から適用。

米国・カナダ・欧州でのNintendo Switch 2の価格変更は2026年9月1日を予定しています。上記以外の地域についても価格変更を実施する地域があるとしており、詳細は各海外子会社から案内予定です。


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