X(旧Twitter)、iOSアプリでパスキー対応。米国以外でもパスワードなしの生体認証ログインが可能に

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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X(旧Twitter)、iOSアプリでパスキー対応。米国以外でもパスワードなしの生体認証ログインが可能に
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今年初めにX(旧Twitter)は、米国のみiOS公式アプリでパスキーによるログインを可能にしました。それに続き、全世界で対応したと発表しています。

このニュースはXの公式Safetyアカウントが発信しているもの。「パスキーがiOSのログイン方法として、全世界で誰でも利用できるようになりました! 試してみてください」と述べています。

それと合わせて公式ヘルプページでは、「パスキーがデバイスごとにアカウントによって個別で生成するため、フィッシング攻撃や不正アクセスの影響を受けにくく、従来のパスワードよりもセキュリティが強化されています」と付け加えています。

パスキーは、パスワードレス認証の普及を目指すFIDOアライアンスが開発した新たな認証方法。従来のパスワードの代わりに顔認証や生体認証などを用いることで、簡単かつ安全なログインをユーザーに提供するとされ、アップルやGoogle、マイクロソフトなどのハイテク大手もパスキーのサポート拡大を表明ずみ。Amazonでも利用可能となっています。


かつてTwitter時代のXは、SMS二要素認証を課金ユーザー限定に変更。認証アプリやセキュリティキーを使った別の二要素認証への移行を推奨していました。しかし、今回のパスキーは無料ユーザーでも利用可能です。


iOSのXアプリでパスキーを有効にする手順は以下の通りです。

  1. iOSのXアプリを開く

  2. 左上のプロフィール画像をタップ

  3. [設定とサポート]>[設定とプライバシー]の順にタップ

  4. [セキュリティとアカウントアクセス]>[セキュリティ]をタップ

  5. 「パスキー」トグルを有効にし、現在のパスワードを入力して完了

なお、パスキーを有効にする場合はあらかじめiOSのXアプリを最新版にアップデートしておくことをお勧めします。


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《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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