X(旧Twitter)のビデオ・音声通話、無料ユーザーでも発信可能に。段階的に提供、着信可否や範囲の設定も

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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X(旧Twitter)のビデオ・音声通話、無料ユーザーでも発信可能に。段階的に提供、着信可否や範囲の設定も
  • X(旧Twitter)のビデオ・音声通話、無料ユーザーでも発信可能に。段階的に提供、着信可否や範囲の設定も
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X(旧Twitter)は2023年秋から、ビデオ・音声通話の発信機能を有料の「Xプレミアム」ユーザーにのみ提供しています。

着信を受けることは、無料ユーザーでも可能です。


この通話の発信機能を無料ユーザーにも提供開始したことを、Xが発表しました。

Xのエンジニアであるエンリケ・バラガン氏は、プレミアムユーザー以外にも音声通話とビデオ通話の発信機能を徐々に提供していることを報告。

この投稿をXのリンダ・ヤッカリーノCEOがリポストし、Xオーナーのイーロン・マスク氏も「堅牢性が確認され次第、Xユーザーに広く展開する予定です」とコメントしています。

現在Xプレミアム(旧Twitter Blue)は個人ユーザー向けに、3つの価格別プランを用意しています。どのプランでも投稿の編集や長文の投稿、長い動画のアップロード等が可能です。

高価なXプレミアムプラスは、基本プランに加えて「おすすめ」と「フォロー中」に表示される広告の完全非表示、自分の返信が上位に表示されてインプレが稼げる「返信のブースト」最大化等の特典あり。

また廉価プランのベーシックは、基本プランから認証済みバッジや広告の半減等を省いています。


以前から無料ユーザーでも、通話機能に関する設定メニューにアクセスできました。iOSアプリであれば、左上のプロフィール写真をタップ>[設定とプライバシー]>[プライバシーと安全]>[ダイレクトメッセージ]内にあります。

ここでは音声通話とビデオ通話機能の有効/無効を切り替えたり、自分に音声通話やビデオ通話をかけられるユーザーの範囲をコントロールできます。

ただし、2月24日現在の手元の環境では、音声通話とビデオ通話を有効にしても、電話を発信しようとすると「プレミアムにサブスクライブして通話する」つまり課金を求めるメッセージが表示されます。

どの程度の期間で提供されるのか、地域別に差があるかどうかどうかについては発表がありません。Xアプリを最新版にアップデートした上で、利用可能になることを待ちたいところです。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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