ソニー、PS VR2のPC対応を2024年内提供「より幅広いゲームをPCでも楽しめる」機能をテスト中

ゲーム Sony
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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ソニーのVRヘッドセットPlayStation VR2はPlayStation 5専用アクセサリとして発売され、公式にはPS5と接続する以外の用途は提供していません。


ちょうど発売から1年目となる2月22日、ソニーはPS VR2ユーザーが「より幅広いゲームをPCでもお楽しみいただける」機能をテスト中だと発表しました

公式ブログPlayStation.Blogにて、同社は「PS VR2をお持ちの皆さんには、PlayStation 5でお楽しみいただけるPS VR2タイトルに加え、より幅広いゲームをPCでもお楽しみいただけるよう、現在機能のテストを実施しております」と述べています。

さらに「年内には対応を実現したいと考えておりますので、続報をお待ちください」と付け加えています。

要は、PS VR2とPCを接続し、PS VR2側のディスプレイ等を使い、PC上で動作するVRゲームを遊べるようにすることと考えられます。


初代のPlayStation VRもソニー公式にはPC接続に対応しておらず、今回の発表は大きな方針転換となる可能性があります。

PS VR2の発売以来、有志達はPS VR2をPCと接続してVRヘッドセットとして動作させる方法を模索してきました。そのプロジェクトの1つが「iVRy」であり、昨年夏の時点ではカメラやSLAM(自己位置推定)やIMU(慣性計測ユニット)トラッキング、近接センサー等にアクセスできたと報告。

その後、PS VR2のSteamVR用ドライバを「近日中に登場」と予告するに至っています

ソニーがPS VR2のPC接続を正式にサポートすれば、さらに用途は大きく広がるはず。高精細で滑らかな表示に定評ある有機ELディスプレイで、豊富なPC用VRゲームが楽しめると期待したいところです。


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《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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