ValveがVRヘッドセット Steam Frame を発売しました。国内価格は256GBモデルが19万9980円、1TBモデルが24万4980円(税込)。
海外は抽選式のキューを経て購入する方式ですが、国内は正規販売代理店KOMODOのオンラインストア「KOMODO STATION」で即日販売となりました。
■ Half-Life: Alyx同梱

256GB / 1TB の両モデルともヘッドセット本体、Steam Frameコントローラー、PC接続用の6GHzワイヤレスアダプターを同梱し、Half-Life: Alyxも付属します。
■スタンドアロンとPCストリーミングの両対応。x86ライブラリもARM上で動作
Steam FrameはPCからの低遅延ストリーミングと、スタンドアロンで単体動作もできるVRヘッドセット。
互換レイヤーを使うことで、x86-64で書かれた一般的なWindows PC向けSteamゲームをヘッドセットだけで遊べること、低遅延・広帯域の独自ワイヤレスアダプタを同梱すること、VRのみならずSteamゲーム全般が遊べるゲーム志向コントローラが大きな特徴です。
アイトラッキングに対応し、アバターの目線に反映したり視線でターゲティングする等のほか、見ている部分だけを高精細に描画するフォビエイテッドレンダリング、転送するフォビエイテッドストリーミング技術で、実際のGPU性能よりも高い描画ができる点も大きな武器。

SoCはSnapdragon 8 Gen 3、メモリは16GB LPDDR5X。ディスプレイは片眼2160×2160のLCDで、リフレッシュレートは72Hzから144Hz、視野角は最大110度。重量は一式440g、コアモジュール単体185g。ストレージは256GBまたは1TBで、microSD拡張にも対応します。
OSはSteamOS 3で、ProtonとFEXによりx86-64向けのSteamライブラリをARM上で動かします。
■海外は先着ではなくランダム抽選。サインアップは日本時間9月18日午前2時まで
海外での販売はSteam Machineと同じ抽選式キューで、Valveは転売対策と購入体験の改善を理由に挙げています。Steamの直販対象は米国、カナダ、英国、EU、オーストラリア。
■国内は19万9980円から。実効レートは歴代Valveハードで最も高い水準

国内販売はKOMODOが担当し、価格は国内価格は256GBモデルが19万9980円、1TBモデルが24万4980円(税込)。アジア地域ではカラーパススルー用の外付けカメラArcturus Vision Cameraも同時販売しています。国内価格は2万6980円。
国内価格(税込)を米国価格(税別)で割った実効レートは、256GBモデルが188.8円、1TBモデルが188.6円になります。これはValve純正ハードとして国内で売られてきた製品のなかで最も高い水準です。
| 製品 | 米国価格(税別) | 国内価格(税込) | 国内価格(税抜) | 実効レート(税込÷ドル) | 実効レート(税抜÷ドル) | 価格公表前後の仲値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Steam Deck OLED 512GB | 789ドル | 13万7980円 | 12万5436円 | 174.9円 | 159.0円 | 160.04円(6月1日) |
| Steam Deck OLED 1TB | 949ドル | 16万7980円 | 15万2709円 | 177.0円 | 160.9円 | 160.04円(6月1日) |
| Steam Controller | 99ドル | 1万7800円 | 1万6182円 | 179.8円 | 163.5円 | 159.70円(5月5日) |
| Steam Machine 512GB | 1049ドル | 18万9980円 | 17万2709円 | 181.1円 | 164.6円 | 161.63円(6月23日) |
| Steam Machine 2TB | 1349ドル | 24万9980円 | 22万7255円 | 185.3円 | 168.5円 | 161.63円(6月23日) |
| Steam Frame 256GB | 1059ドル | 19万9980円 | 18万1800円 | 188.8円 | 171.7円 | 153.65円(9月14日) |
| Steam Frame 1TB | 1299ドル | 24万4980円 | 22万2709円 | 188.6円 | 171.5円 | 153.65円(9月14日) |
国内価格の税抜は消費税10%で逆算した参考値。
直近の米ドル対円仲値は9月14日で153.65円。税抜ベースの171.7円はこれを約12%上回る計算です。6月発売のSteam Machineは税抜ベースで164.6円、当時の仲値161.63円に対してプラス2%にとどまっていました。輸送費や関税、代理店マージンが乗ることを踏まえても、今回は上乗せ幅がはっきり広がった形です。








