ソニーがPlayStation VR2の価格と発売日を発表しました。希望小売価格は税込7万4980円、発売日は2023年2月22日。
パッケージにはヘッドセット本体とPS VR2 Senseコントローラ、ステレオヘッドホンを同梱します。
同時発売の専用ソフト Horizon Call of the Mountain 同梱版は7万9980円。ダウンロードコードが付属します。
Horizon Call of the Mountainは、人気のオープンワールドRPG『Horizon』シリーズの世界観を使った一人称視点のゲーム。あの世界の自然や機械獣の巨大さをVRで体感できる専用タイトルです。
本体とソフト同梱版のほか、コントローラの充電台『PS VR Sense 2 コントローラー充電スタンド』も同日に発売します。価格は5480円。
PSN先行予約も実施
米英仏独など海外7か国では11月15日より予約受付を開始します。当初はオンラインストア PlayStation.com のみ。
日本国内では「日頃よりPlayStationを遊んでくださっているユーザーの皆さんにPS VR2をお買い求めいただけるよう」、ソフト同梱版のみ、PSNアカウントと連携した先行予約を実施します。先行予約の詳細は11月21日に PlayStation.com で案内予定。
一般の小売店での販売については「後日各販売店での一般販売も予定しております」との表現です。
PlayStation VR2 はPS5とUSB-Cケーブルで接続するタイプのVRヘッドセット。片目あたり2000 x 2040 で90Hz / 120Hz 対応の高精細でなめらかな有機ELディスプレイに加えて、ヘッドセット内部にも2つの赤外線カメラを搭載し視線トラッキングに対応する点、コントローラだけでなくヘッドセットが振動するフィードバックなどが特徴です。
PlayStation VR2先行試遊。画質・インタラクションともに上質な「最新仕様」（西田宗千佳） | テクノエッジ TechnoEdge
動作に必要なプレイステーション5本体は、9月の値上げで通常版6万0478円、光学ドライブ非搭載のデジタルエディション4万9478円。
ソニー、国内でPS5を約5500円値上げ。通常版6万0478円「困難な経済情勢の影響」 | テクノエッジ TechnoEdge
分かっていたことながら、本体よりも余裕で高い貫禄のある価格です。
米国価格は549.99ドル。執筆時点のレートでそのまま換算すれば約8万1000円なので、7万4980円でも割安ではあります。
ゲーム業界ではさまざまな事情から為替レートにかかわらず何故か1ドル100円、500ドルが5万円を続けてきた時代もありましたが、さすがに1ドル約150円に時代は変わりました。
(本体は1ドル約136円設定。アクセサリのコントローラ充電スタンドは50ドルが5480円なので、1ドル約110円。お得！)
PS VR2は視線トラッキングに対応し、キャラクターと目を合わせたり視線で操作するようなUIが可能になるほか、注視点を高精細に、周辺視野を粗くすることで本来の処理能力よりも大幅に高度なグラフィックを実現する Foveated レンダリングに対応することが大きな売り。
ゲーム専用の有線接続ヘッドセットと、業務向けのスタンドアロン/テザー両対応で分野は異なりますが、視線トラッキング・表情トラッキングに対応したMetaのQuest Proは22万6800円します。
Meta Quest Proは22万6800円から。薄型・高性能化、視線・表情トラッキング対応の高級VRヘッドセット | テクノエッジ TechnoEdge
