日本HP、Core Ultra搭載の2 in 1「Spectre x360」&ゲーミングノート「OMEN」発表。AI PCに先駆けるAIテクノロジー内蔵PC

ガジェット PC
石井英男

1970年生まれ。ライター歴35年。PC/IT系からSTEM教育、TCG関連など幅広い分野で執筆を行っており、Web媒体や雑誌など数多くの媒体に寄稿している。インタビュー経験も豊富で、トップインタビューやソリューション導入事例など多くの実績がある。最近はAIや量子コンピュータ、SDGs関連などの記事執筆も増えている。

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日本HP、Core Ultra搭載の2 in 1「Spectre x360」&ゲーミングノート「OMEN」発表。AI PCに先駆けるAIテクノロジー内蔵PC
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2024年1月18日、日本HPが2024年度の事業説明会を開始し、同時にCore Ultra搭載のプレミアム2in1「HP Spectre x360 14」、「HP Spectre x360 16」およびゲーミングノートPC「HP OMEN Transcend 14」の国内向けの発表を行いました。

まず、日本HP代表取締役社長執行役員の岡戸信樹氏が、2023年度の振り返りと2024年度の取り組みについて説明しました。

日本HP代表取締役社長執行役員の岡戸信樹氏

岡戸氏は、2023年度のワールドワイドでの業績は売上げが約537億ドル、利益が約45億7000万ドルであり、まずまずの結果だと認識していると語りました。その成長を牽引しているのは、ハイブリッド製品であり、2024年度も引き続き、「ハイブリッドワーク」「ハイブリッドライフ」「ゲーミング」分野の製品に注力していきたいとのことです。また、2024年はAI PC元年であり、新たなAI PCの領域でブランドを確立したいと語りました。

続いて、日本HP執行役員パーソナルシステムズ事業本部長の松浦徹氏が、AI PCについての説明を行いました。

日本HP執行役員パーソナルシステムズ事業本部長の松浦徹氏

松浦氏は、ChatGPTの登場以降AIは大きく進化しており、今後はAIの処理をエッジで行うことが一般的になると説明しました。そのためのPCがAI PCであり、AI PCの登場によって、PCがパーソナルコンピューターからパーソナルコンパニオンに進化し、多くのメリットをユーザーにもたらすとのことです。

日本HPが今回発表したSpectre x360 14/16およびOMEN Transcend 14は、AI PCに先駆ける製品としての位置付けのAIテクノロジー内蔵PCで、AI処理に特化したNPUを搭載したCore Ultraを採用し、さまざまAI体験を得ることができます。

Spectre x360シリーズには、Core Ultraだけでなく、AIチップ搭載900万画素のIRカメラやAIによる次世代ビデオ通話体験が可能なWindows Studio effectsが搭載されています。

Spectra x360 16は、16型2.8K OLEDタッチディスプレイを搭載した2in1 PCで、液晶ヒンジが360度回転するようになっており、さまざまなスタイルで利用できます。OLEDの解像度は2,800×1,800ドットで、リフレッシュレートは最大120Hz対応となっています。CPUとしてCore Ultra 7 155Hを搭載、メモリは16GBまたは32GB、SSDは512GBまたは1TBとなっています。

上位モデルでは、単体GPUとしてGeForce RTX 4050 Laptopも搭載しています。サイズは約356×245×19.8mm、重量は約2.07kgです。タッチパッドがハプティック対応になっていることも特徴です。インターフェースとして、HDMI 2.1出力とUSB Type-A 10Gbps、Thunderbolt 4 with USB4 Type-C×2、ヘッドホン出力/マイク入力を備えています。価格は33万9900円からとなっています。

会場に展示されていた製品は英語配列のキーボードですが、日本で発売されるモデルは日本語配列となります(他の機種も同じ)

Spectra x360 16

Spectre 360 x14は、14型2.8K OLEDタッチディスプレイを搭載した2in1 PCで、基本的なデザインはSpctre 360 x16と同じです。OLEDの解像度は2,800×1,800ドットで、リフレッシュレートは最大120Hz対応となっています。CPUとしてCore Ultra 5 125HまたはCore Ultra 7 155Hを搭載、メモリは16GBまたは32GB、SSDは512GBまたは1TBとなっています。サイズは約313×220×16.9mm、重量は約1.44kgです。インターフェースとして、USB Type-A 10Gbps、Thunderbolt 4 with USB4 Type-C×2、ヘッドホン出力/マイク入力を備えています。価格は27万9400円からです。

Spectre 360 x14

OMEN Transcend 14は、14型2.8K OLEDディスプレイを搭載したゲーミングノートPCです。OLEDの解像度は2,800×1,800ドットで、最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。また、キーの隙間を極限まで狭くしたRGB対応のラティスレスキーボードを搭載していることも特徴です。

CPUとしてCore Ultra 7 155HまたはCore Ultra 9 185Hを搭載、メモリは16GBまたは32GB、SSDは1TBまたは2TBとなっています。単体GPUとしてGeForce RTX 4050 Laptop/4060 Laptop/4070 Laptopを搭載し、サイズは約313×233.5×17.99mm、重量は約1.63kgです。インターフェースとして、HDMI 2.1出力、USB Type-A 10Gbps×2、Thunderbolt 4 with USB4 Type-C、USB Type-C 10Gbps、ヘッドホン出力/マイク入力を備えています。価格は27万8300円からです。

OMEN Transcend 14

この記事は、テクノコアが運営するメディア「技術の手帖」掲載の記事をテクノエッジ編集部にて編集し、転載したものです。

《石井英男》
石井英男

1970年生まれ。ライター歴35年。PC/IT系からSTEM教育、TCG関連など幅広い分野で執筆を行っており、Web媒体や雑誌など数多くの媒体に寄稿している。インタビュー経験も豊富で、トップインタビューやソリューション導入事例など多くの実績がある。最近はAIや量子コンピュータ、SDGs関連などの記事執筆も増えている。

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