PC版『Horizon Forbidden West コンプリートエディション』3月22日発売。超ウルトラワイドやトリプルディスプレイまで対応

ゲーム Sony
Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

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PC版『Horizon Forbidden West コンプリートエディション』3月22日発売。超ウルトラワイドやトリプルディスプレイまで対応
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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PC版の『Horizon Forbidden West Complete Edition』を3月22日に発売します。プラットフォームはSteam と Epic Games Store。

『Horizon Forbidden West』(ホライゾン フォビドゥン ウェスト)は、累計3000万本以上を販売する人気オープンワールド・アクションRPG『Horizon』シリーズの第二作。

現代文明の崩壊から1000年後、異形の機械獣が支配する米大陸で、世界を救うべく「禁じられた西部」へと旅立つ狩人アーロイを主人公にしたタイトルです。

今回PC版となるコンプリートエディションは、2022年発売のPS4 / PS5版本編と、2023年のDLC『Burning Shores 焦熱の浜辺』をセットにした内容となっています。

PS版から1~2年待ちではありますが、PC版は縦横比21:9ウルトラワイド、32:9スーパーウルトラワイド、さらに48:9までの横長表示に対応。

ウルトラワイドディスプレイのかわりに、一般的な16:9ディスプレイを三枚並べた広大な画角のトリプルディスプレイ環境もサポートします。

またモダンなPCタイトルとして、NVIDIA DLSS 3、AMD FSR、Intel XeSS といったAIアップスケーリングやフレーム生成にも対応。

強いゲーミングPCさえあれば、広い画角と高い解像度、滑らかなフレームレートを同時に実現できます。(あるいは、PS5よりも柔軟に選べます)。

このほか最近のPCゲーム技術としては、マイクロソフトのDirectStorageにも対応。DirectStorageは最新世代ゲーム機が先に実現した高速なストレージアクセスをWindows PCでも可能にする技術です。

PS5はシステムアーキテクチャの段階からストレージアクセスの高速性を重視し、発売時にはグラフィックよりもロードの早さを前面に押し出していました。

実際にPS5はゲームのストリーミング読み込みもファストトラベルもヤケクソに速く、グラフィック的にはPS5を上回るゲーミングPCでも、一般的なバランスの構成であれば起動やローディングで太刀打ちできない状況がありました。DirectStorageを有効にでき、高速なストレージを載せたPCならば、従来よりも快適な読み込み速度が期待できます。

PCゲームに慣れた人向けのキーボード・マウス操作に加え、PS5コントローラのDualSenseにも正式対応。可変抵抗トリガーのアダプティブトリガーを使った武器の手応えなど、PS5ならではだった手触り部分もPCで体験できます。

前作 Horizon Zero Dawn のPC版は、Steamで最近のレビュー・全てのレビューともに「非常に好評」。

開発元ゲリラゲームズとしては初のオープンワールドRPGだったこともあり、プレイアビリティの面では荒削りなところもありましたが、続編 Horizon Forbidden West では高低差のあるオープンワールドのトラバーサルを快適にする滑空が加わったり、移動できる場所・登れる手がかりが(前作よりは)分かりやすくなる、機械であんなことやこんなことができるなど、遊びやすさも改善しています。

シリーズ最大の魅力である機械獣や、文明崩壊後の世界観表現は前作よりもさらに豊かに。砦のごとき巨大な騎乗型機械との戦闘は、戦略要素であるパーツ破壊が前作より容易になったこともあり、自分のキャラビルドやスタイルにあった攻略を戦いながら考え、実行し難敵に打ち勝つ満足感があります。

一方で戦闘の難度を下げて、目を見張る1000年後の世界とストーリーに没入する遊び方も可能。打ち捨てられた巨大なパラボラアンテナ群を植物が覆い、そのうえに暮らす部族の集落など、鮮烈なビジュアルイメージがこれでもかと現れます。

Steamではすでに予約購入を受付中。武器の色をカスタマイズできる染料など予約特典アイテムもあります。


《Ittousai》
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