イヤホン内蔵メガネHUAWEI Eyewear 2発表。最大11時間再生に大幅延長、音量30%増

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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中国ファーウェイはバルセロナで開催したウェアラブル戦略のイベントで、新型スマートグラス「HUAWEI Eyewear 2」を発表しました。

2021年末に発売した前モデルから久々のアップデートであり、数々の改良が加えられています。まだHUAWEI公式サイトに製品ページはありませんが、BNNなど複数の海外メディアが詳細を伝えています。

前Eyewearは、いわゆるメガネ型のヘッドセットです。ディスプレイやカメラも内蔵されない「普通のメガネ」+マイク&スピーカーですが、メガネ部分の完成度が真っ当に高かったことや、ビデオ会議でも実用的なこと、音漏れが少なく外でも使いやすい上に聞き取りやすいことが好評を呼び、人気製品となっていました。



Eyewear 2も旧バージョンと同じくメガネ型のヘッドセットであり、左右のツルをタッチしてのジェスチャー操作も引き継がれています。もちろんBluetooth経由でiOS、Android、Windowsデバイスともペアリング可能です。

そうした基本は同じながら、高評価を受けた機能や特徴が全面的にブラッシュアップされています。

まずバッテリー持続時間は、旧モデルから大幅に向上。音楽連続再生時間は約6時間から約11時間へ、連続通話は約4.5時間から9時間となりました。また、わずか10分の充電で最大3時間は使用でき、約50分でフル充電できるとのことです。

そしてフレーム部分の重さは、わずか4.7g。前モデルはIPX4=防水(あらゆる方向からの飛沫による有害な影響を受けない)のみでしたが、本製品はIP54、つまり防塵性能も加わりました。

またスピーカー部分も改良され、初の双方向デュアルダイアフラムドライバーを採用したとのこと。これにより音量は30%増し、周りが騒がしい環境でも使いやすくなったと謳っています。

Eyewear 2はまず10月18日にEUで発売され、価格は300ユーロ(約4万7000円)から。ほかの諸国や地域でも発売されるのか不明ですが、前モデルは日本でOWNDAYSと提携して広く提供されていることもあり、続報を待ちたいところです。

《Kiyoshi Tane》

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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