モバイルバッテリー処分で得する大チャンス。Ankerがメーカー不問・故障品OKで下取りセール開催

ガジェット アクセサリ
橋本新義

橋本新義

IT系とゲーム系のフリーライター(タイプ:出オチ)

  • facebook
  • X

PCとキーボードやディスプレイなどの周辺機器、スマートフォン、シューティングゲームなどを好むおじさん。隙あれば出オチやネタ、製品にまつわる余談やいい話を組み込もうとして記事が長くなる程度の能力を持つ。アイコンは漫画家『餅月あんこ』先生の筆による似顔絵です。

特集

モバイルバッテリー処分で得する大チャンス。Ankerがメーカー不問・故障品OKで下取りセール開催
  • モバイルバッテリー処分で得する大チャンス。Ankerがメーカー不問・故障品OKで下取りセール開催
  • モバイルバッテリー処分で得する大チャンス。Ankerがメーカー不問・故障品OKで下取りセール開催
  • モバイルバッテリー処分で得する大チャンス。Ankerがメーカー不問・故障品OKで下取りセール開催
  • モバイルバッテリー処分で得する大チャンス。Ankerがメーカー不問・故障品OKで下取りセール開催
  • モバイルバッテリー処分で得する大チャンス。Ankerがメーカー不問・故障品OKで下取りセール開催
  • モバイルバッテリー処分で得する大チャンス。Ankerがメーカー不問・故障品OKで下取りセール開催

アンカー・ジャパンが、USB充電器(USB ACアダプタ)とモバイルバッテリー、カーチャージャーの下取りキャンペーンを開始しました。

『タイプCならAnker 購入サポートキャンペーン』と名付けられたこの施策は、USB Type-C対応モデルへの買い換えを推進することが目的です。期間は本日(2023年4月20日)から5月21日まで(上の写真は、同社プライベートショー『Anker Power Conference 2023 Spring』での説明ブースです)。

内容としては『USB充電器やモバイルバッテリー、カーチャージャーであれば、他社製品であっても、また故障や破損している製品であっても下取り。キャンペーン対象製品が10%オフになる』というもの。

同社の直営店である『Anker Store』店頭のみ、なおかついくつかの制限(後述します)こそあるものの、なんと5個までの機材を引き取ってもらえます

……と紹介した時点で、古いモバイルバッテリーの処分がいかに面倒か、という事情を理解しているヘビーユーザーの方はピンときたと思いますが、乱暴な表現をすれば「手元にある古いモバイルバッテリーやUSB充電器――とくに海外メーカー製品――に対する、千載一遇の処分チャンス」ともなりえるキャンペーン。個人的には、ポータブル冷蔵庫『EverFrost』シリーズをはじめとする数々の新製品を超えて、一番驚いた発表でした。

Anker、ポータブル冷蔵庫「EverFrost Powered Cooler」発売 大容量バッテリーで最長32時間冷却


さて、詳細な条件を見ていきましょう。

まず最初に、下取りにて10%割引対象となる製品ですが「USB Type-C端子/ポートが1つ以上搭載されている、Ankerブランド製品」。ポイントとしては、ケーブルやUSBハブ、電源タップなども含まれるという点。また、同社の上位モデル『GaNPrime』シリーズや、ポケモンコラボ充電器なども対象とのこと。

ただし一方で、Ankerブランド以外の製品は対象外。たとえばSoundcoreブランドのワイヤレスイヤホンやスピーカー、Eufyブランドの家電などは適用できません。
またAnkerブランドでも、ポータブル電源とAnkerWork製品、AnkerMake製品は対象外となるため、ここは留意が必要です。

他に重要な条件としては、

・10%割引対象の個数制限は設けていないものの、店頭在庫のみ有効
・下取り割引の適用は1回、持ち込み当日のみ

といった点があります。このあたりにも気をつけておきたいところです。



そして、もう一つ重要な下取り対象となる製品ですが、冒頭でも紹介したように、今回は非常に対象が広いのが特徴。公式サイトなどでも、

・外装パッケージやケーブル等付属品のない本体のみの製品
・保証期間を過ぎている製品
・故障・破損している製品
・公式以外で購入した製品

なども含まれる点が明記されています。ただし「USB充電器、モバイルバッテリー、カーチャージャー」のみのため、たとえばケーブルは対象外です。

そして重要な点は、冒頭でも紹介したように、下取り製品の個数上限が「一人5個まで」とかなり緩いこと。
ヘビーモバイラーであれば、「処分に困っているモバイルバッテリーを5個まで引き取ってもらえるのであれば、たとえ割引がなくてもありがたい」という方は多いのではないでしょうか(筆者もそう感じました)。



さて、ここで、ここまで触れてきた、「古いモバイルバッテリーの処分が難しい」という話に関して軽く解説を。

事情をしっかり解説すると非常に複雑となるのですが、実はモバイルバッテリーの処分は「販売メーカーやユーザーが居住している自治体によっては、実質的に処分不可能になってしまう」と表現できるほど、やっかいなものなのです。

現在では正式に処分できる(リサイクルに出せる)モバイルバッテリーは、『一般社団法人JBRC』という業界団体に加入しているメーカー(アンカーも含まれます)か、自社回収サービスを行っているメーカーの製品に限られるのが実情。これら限定メーカー以外のモバイルバッテリーを正式に処分できるチャンスというのは、非常に少ないというわけです。

現在は自治体を含めたリサイクルの整備が進んでいる最中の状態という事情もあるため、今後は改善が進むはずですが、少なくとも現状では、故障した製品や海外メーカーの製品を正式に引き取ってもらえる機会というのは、冒頭で紹介したように「千載一遇」とも表現できるほどの大チャンスと呼べるのです。



このように本キャンペーンは、ヘビーモバイラーにとって「処分に困っている古いモバイルバッテリーやUSB充電器を回収してもらえるだけでもありがたいのに、おまけにアンカーの現行モデルが割引で購入できる」という、非常にお得感の強いもの。

居住している地域によっては、日本での『Anker Store』が20店舗のみ……という制限がかなり厳しいものともなりますが、もし対象店舗に行けるのであれば、ぜひとも検討してほしいキャンペーンです。

●キャンペーン特設ページ
https://www.ankerjapan.com/pages/type-c


《橋本新義》
橋本新義

橋本新義

IT系とゲーム系のフリーライター(タイプ:出オチ)

  • facebook
  • X

PCとキーボードやディスプレイなどの周辺機器、スマートフォン、シューティングゲームなどを好むおじさん。隙あれば出オチやネタ、製品にまつわる余談やいい話を組み込もうとして記事が長くなる程度の能力を持つ。アイコンは漫画家『餅月あんこ』先生の筆による似顔絵です。

特集

BECOME A MEMBER

テクノエッジ友の会に登録しませんか?

今週の記事をまとめてチェックできるニュースレターを配信中。会員限定の独自コンテンツのほか、イベント案内なども優先的にお届けします。