まさかのアーマード・コア新作『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』発表。前作から10年ぶりの2023年発売

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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まさかのアーマード・コア新作『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』発表。前作から10年ぶりの2023年発売
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フロム・ソフトウェアは12月9日、「アーマード・コア」シリーズの最新作「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6 ファイアーズオブルビコン)」を2023年に発売することを発表しました

最後のシリーズ作だった「ARMORED CORE VERDICT DA」の発売が2013年9月であり、実に10年ぶりの復活。しかも今年2022年は初代「アーマード・コア」発売から25周年目となる、絶好のタイミングとなっています。

「アーマード・コア」シリーズは、パーツを組み替えて作り出したオリジナルメカで様々なミッションに挑む3Dアクションゲーム。本作「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」もその伝統を踏襲し、立体的で緩急のあるステージを三次元立体機動で自由に駆け巡れるとのこと。

プレイヤーは人型兵器「アーマード・コア(AC)」を駆る傭兵となり、頭やコア、腕、脚、武器など、数百種類に及ぶ多彩なパーツを自在に組み合わせて自分専用のメカを作り上げることができ、世界情勢を変えるほどの激戦に身を投じていく……というストーリーもほんのりと語られています。

世界的ゲームの祭典「The Game Awards 2022」にて、同社の「エルデンリング」を祝うつもりでいた観客達を不意打ちするように発表。ここ数年は新作の供給も途絶えていたシリーズながらも、会場は驚きの声や歓声が飛びかい、身体が闘争を求めてきた隠れAC(アーマード・コア)乗り達があぶり出されていたようです。

「アーマード・コア」新作が企画中であることは、2017年にフロムの宮崎英高社長が明かしており、別に秘密ではありませんでした。ただし、それから沈黙が続いていたために、立ち消えになったのでは?との懸念が渦巻いていました。

それが希望へと変わり始めたのは、今年1月あたりのこと。海外のゲーム業界情報通が集まるResetEraフォーラムでは、消費者調査の一環として未発表の続編の画像と初期バージョンのゲームプレイ動画を見たというリーク情報があり

さらに9月にはフロムが「キャラクターやメカにまつわる、幅広いデザイン」を担当するキャラクターデザイナーを募集したこともあり(同社の「エルデンリング」や「ダークソウル」等にはメカが出そうにないこともあり)、しだいに希望は確信へと変わっていったしだいです。

対応プラットフォームはPS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox OneおよびPC(Steam)とのこと。発売は2023年とされていますが、ようやくAC乗りの渇きが満たされることになりそうです。


《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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