富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:浜直樹)は、スキャン性能と用紙対応力を強化し、中小企業のDXと業務効率化に貢献するA3デジタルモノクロ複合機「Apeos 3061 / 2561 / 2061」を10 月15日から発売します。新商品は、昨年10月に発売したA3デジタルカラー複合機「Apeos C3061」シリーズのモノクロラインアップで、限られたスペースでも設置可能なコンパクトモデルです。
企業がDXを推進するため、クラウドサービスを活用するには、情報の入出力を行う複合機がポータルとしての役割を果たします。業務で使用される紙の情報を電子化し、さらに電子化されたデータを有効に活用できる環境を構築することが重要な施策の一つといえます。今回発売する新商品は、スキャンによって電子化された情報と、文書管理や経理システムなどの各種クラウドサービスを連携せることで、オフィス業務のデジタル化を支援します。例えば、当社のクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」※1と連携させることで、スキャンデータやファクスの取り込み時に、ファイル名の自動付与や、業務内容に応じたデータの自動仕分けが可能となります。これにより、電子化されたデータの分類や保存を手作業で行う必要がなくなり、業務効率化を推進します。また、従来機※2と比べて片面原稿の読み取り速度が向上した、毎分80枚の高速読み取りが可能な自動両面原稿送り装置を搭載したモデル※3もラインアップに加えました。名刺やレシートサイズの用紙を連続で読み込めるため、DXの第一歩でもある紙文書の電子化をスムーズに行えます。

APEOS 3061
また、コンパクトモデルでありながら、52g/m2の薄紙から300g/m2の厚紙まで対応し、297×1,200mmの長尺出力※4も可能です。加えて、従来機※5では手差しトレイの使用が必要だった封筒やはがきの印刷を標準トレイ※6からも行えるようになり、効率的な印刷が可能となりました。さらに、複合機内部で用紙搬送時に発生するさまざまな音を、静音化技術により従来機※5から低減。特に、機器本体内に装着可能なフィニッシャー※7は、稼働音や用紙の衝突音を抑える静音設計により、従来フィニッシャー※8と比較して音圧レベルを60%低減し、快適なオフィス環境の維持に貢献します。

APEOS 2061
そして、フロントカバーやトレイなどのパーツに、再生プラスチック材※9を採用しています。外装カバー表面の形状には傷を目立ちにくい工夫を施す等、分解・清掃・分類しやすいリユース・リサイクル設計を部品の形状や構成に新たに取り入れ、資源循環の促進にも貢献します。
【Apeos 3061 / 2561 / 2061の主な特長】
l 「IDカードスキャン」は、免許証など両面に記載のある書類を1ページにまとめてスキャンし電子化することが可能。
l 「リモート操作パネル」は、複合機の操作画面が遠隔地にいる機械管理者のパソコン上に表示されるため、遠隔地からでも複合機の設定・変更が可能。
l 給紙トレイは1トレイモデルと4トレイモデル※10を用意。複合機の設置場所やお客様の使用用途に合わせて1段トレイとオプショントレイ※11を自由に組み合わせることが可能。
l 「標準トレイ1」から封筒・はがき・小サイズ非定形用紙の出力が可能※6。薄紙から厚紙、販促物などの内製化に便利な297×1,200mmの長尺出力※4に対応。
※1:既存システムや業務プロセスを繋ぎ、データの取り込みから確認、システム連携まで業務のデジタル化を幅広く支援するクラウドサービスです。FUJIFILM IWproは、富士フイルム株式会社の商標または登録商標です。
※2:Apeos 3060 (Model-PFS-4T-B) / 2560 (Model-PFS-4T-B) / Apeos 3060 (Model-PFS-1T-B) / 2560 (Model-PFS-1T-B)
※3:Apeos 3061 (Model-PFS-4T-B) / 2561 (Model-PFS-4T-B)。当社標準原稿A4ヨコ、200dpi、ボックスまで。
※4:手差しトレイ使用時
※5:Apeos 3060 / 2560 / 1860
※6:標準トレイ1に封筒アタッチメント装着時。坪量は106-300g/m2に対応。
※7:フィニッシャーA3(オプション)
※8:フィニッシャーA2(オプション)
※9:自動画面原稿送り装置、4トレイ構成時。装置全体のプラスチックのうち、再生材の重量比が15%
※10:Apeos 3061 / 2561
※11:1トレイモジュール、キャビネット付き1トレイモジュール、3トレイモジュール(オプション)
【Apeos 3061 / 2561 / 2061仕様・標準価格】

※プレスリリースに掲載されているサービス、商品名等は各社の登録商標または商標です。
富士フイルムビジネスイノベーションについて
働く人々がより創造力を発揮し組織の力を最大化するために、DXを通じた知識と情報の効果的な利活用を支援します。1962年の創業以来培った技術や知見をもとに、ワークフローソリューション、ITサービス、デジタル複合機などの印刷機器に関する研究・開発・生産・販売を行っています。基幹システムの販売や導入支援、業務プロセスのアウトソーシングサービスも提供し、世界中のお客様のビジネスを革新するグローバルリーダーであり続けます。
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富士フイルムホールディングス(株)コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
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