IoTデバイスNo.1ブランド(2022年、家電Biz調べ)のSwitchBotが、業務用空調省エネ技術に強みを持つ菱熱工業とタッグを組み、小規模施設でも導入しやすい「Sma-Offシステム」を市場投入。手軽なIoT化で、エネルギーコストの削減と快適な室内環境の両立を業務現場でも実現します。

近年、エネルギーコストの継続的な上昇や脱炭素社会への意識の高まりを受け、業務用施設においても省エネルギーと快適性の両立が喫緊の課題となっています。特に、空調の効率化は電力使用量の削減を通じてCO2排出抑制に直結し、持続可能な経営への取り組みとしても注目を集めています。
これまで、SwitchBotは世界100以上の国や地域にIoTスマートホームデバイスを提供し、日本国内での累計販売台数は500万台を突破(2024年7月時点)するなど、「より多くの人が気軽にスマートホームを楽しめる製品作り」に取り組んでまいりました。しかし、業務用空調機は専用の制御盤や特殊なプロトコルで制御されていることが多く、家庭向けIoT機器での操作は範疇外でした。
一方、全国のシネマコンプレックスの90%以上に省エネシステムを導入した実績を持つ菱熱工業は、商業施設やオフィスビルなど大規模施設で培った高度な空調省エネ技術も所有しております。
「Sma-Offシステム」誕生の背景と概要
SwitchBotの家庭用IoT製品をベースに、菱熱工業が長年培ってきた空調・換気システム分野のノウハウを融合させることで、業務用空調機や換気設備をスマートに制御できる新システム「Sma-Offシステム」(スマオフシステム)が誕生しました。
本システムは、低コストで業務用空調機と換気設備のIoT化・スマートコントロールを実現し、店舗や企業の省エネ化に大きなメリットをもたらします。
「Sma-Offシステム」の主な特長
https://www.youtube.com/watch?v=sJd0yHT6K54
- 家庭向けIoTデバイスで業務用空調機・換気設備の自動制御を実現
- 温度・湿度・CO2・人感など複数センサーで環境をモニタリング&最適制御
- - オフィス空間や店舗内の環境を常に最適に保ち、遠隔地からの空調・換気操作も可能です。
- - フィットネスジムなどでは、運動者の汗の臭いを検知するセンサーにより、自動的に換気量を増加させることも可能です。
- - 利用者がいない時間帯には空調機の運転(冷暖送風モード)を自動で切り替えるなど、無駄のない運用が可能です。
- - 適切な換気量制御と過冷却抑制により、空調機周辺の結露を防ぎ、内装の損傷やカビの発生も抑制します。
- - 必要な換気を確保することで、常に新鮮な空気環境を維持し、利用者の快適性や健康面にも寄与します。
- 空調設備の改造不要、店舗の営業停止なしで短期間導入が可能
- - 既存の空調機や換気設備を一切改造することなく導入できるため、施設を休業させる必要がありません。
- - センサー類とSwitchBotハブを数台設置するだけで、短期間でのIoT化が完了します。
- 24時間稼働施設での実証にて大幅な省エネ効果を確認
- - 夜間に無人時間帯がある24時間営業フィットネスジムでの実証実験では、CO2値または人感センサーを用いて換気ファンを自動でOFFに切り替え、過度な外気の流入を抑制しました。
- - この結果、夏場の空調負荷軽減や、冬場の不要な暖房エネルギー消費削減が実現し、大幅な省エネ効果が確認されました。
- 導入コストが低く、既存設備に後付けするだけでシステム構築が可能
- - 大掛かりな専用設備の新設と比べ、身近なSwitchBot製品を活用することで低コストでの導入が可能です。
幅広い施設への応用
Sma-Offシステムは、フィットネスジムだけでなく、飲食店、オフィス、ホテルなど様々な施設・業種に応用可能です。例えば、飲食店では営業時間外の無人時間帯の空調管理、オフィスでは執務状況に応じた換気制御、ホテルでは客室の稼働状況に合わせた空調調整など、幅広いシーンで活用できます。お客様のニーズに合わせた柔軟なカスタマイズにも対応いたします。
SwitchBotは法人向けサービスや省エネへの貢献に取り組んでまいりました。今回の菱熱工業との連携も、これらの取り組みをさらに強化するものです。
SwitchBotと菱熱工業のチームは、あらゆる課題に対し力を合わせ、皆様の店舗・施設の省エネと快適性向上に貢献するソリューションを提案してまいります。
【SwitchBotについて】

スマートホームを、もっと手軽に、もっと自由に
SwitchBotは、世界100以上の国や地域でブランドを展開するIoTスマートホーム企業です。私たちは「誰もが手軽に、自由にスマートホームを実現できる社会」を目指し、IoT技術を活用した革新的なデバイスを開発・提供しています。
従来の家具や家電に後付けできる柔軟性と、設置から使用まで誰でも簡単にできるシンプルな設計、そして充実した製品エコシステムによって多くのユーザーから支持され、日本国内ではすでに200万世帯以上に導入され、累計販売台数は500万台を突破しました。
数々のNo.1を獲得した、確かな実績
SwitchBotは、2022年家電Bizにより「IoTブランドNo.1」に認定。また、「SwitchBot ボット」「SwitchBot プラグミニ」「SwitchBot カーテン」「SwitchBot ハブミニ」「SwitchBot ロック」の計5製品がIoTデバイスNo.1 の称号を獲得しました。
その他にも「iF DESIGN AWARD」や「レッド・ドット・デザイン賞」「グッドデザイン賞」「GOLDEN PIN DESIGN AWARD」など数々の国際的なデザイン賞を受賞するなど、そのデザイン性や革新性、機能性、社会的貢献度の高さも広く認められています。
独自の製品エコシステム
1台の精巧で完璧な家事ロボットを各家庭に普及するのは難しくても、ひとつの動作を実行する、単体の「後付け式ロボット」が随所で活躍することで、暮らしのオールオートメーションを実現することは可能、という信念のもと、私たちは実に多くの製品を産み出してまいりました。
SwitchBotの原点でもある最初のロボット「遠くのスイッチを指の代わりに押してくれる『ボット』」、エコシステムの頭脳=バイブルとなる「ハブシリーズ」、そして、SwitchBotが次に掲げる目標「家庭用ロボット」の土台となる「ロボット掃除機シリーズ」。
私たちは、ありとあらゆるシーンで後付け型ロボットが活躍し、人が完全に作業や管理の手間から解放される社会のため、これからも製品ラインナップの充実を図ります。
SwitchBotの描く未来
私たちは常にユーザーの皆様からの声に耳を傾け、SwitchBotの成長はいつだってユーザーの皆様とともにありました。これからも、「物理的作業はロボットに任せ、人は人にしかできない作業に没頭できる世界の実現」を目指し、ユーザーの皆様の声を第一に、より便利で快適な暮らしをお届けしてまいります。
会社名:SWITCHBOT株式会社
本社所在地:東京都渋谷区惠比寿1-21-17 Sreed EBISU+C 5F
代表取締役:コネリー・リー
公式サイト:https://www.switchbot.jp
X(旧 Twitter):https://twitter.com/SwitchBotJapan
Instagram:https://www.instagram.com/switchbotjapan
Facebook:https://www.facebook.com/switchbotjapan
LINE:https://page.line.me/?accountId=switchbot
YouTube:https://www.youtube.com/c/SwitchBotJapan
【本ソリューションに関する法人のお客様からのお問い合わせ先】
SWITCHBOT株式会社 事業開発担当
お問い合わせフォーム:biz@switchbot.jp
【本プレスリリースに関する報道関係者からのお問い合わせ先】
SWITCHBOT株式会社 広報担当
Email: pr@switchbot.jp
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