【2025年6月16日、アメリカ・ナッシュビル】-世界有数のコンピュータビジョン国際会議「CVPR(Computer Vision and Pattern Recognition)」が16日、米国・ナッシュビルで開幕しました。OPPOは、AIに関する研究論文10本が採択されるなど、存在感を示したほか、最新のAI搭載スマートフォン「Reno14シリーズ」やフラッグシップモデル「Find X8 Ultra」などを会場で展示しました。

最先端のAIビジョン研究:CVPRで10本の論文が採択
今回、OPPOの研究機関「OPPO Research Institute」および各R&Dチームによる10本の研究論文がCVPRに採択されました。テーマは、画像復元、画像処理、超解像、コンテンツ生成など多岐にわたり、モバイルAIやコンピュータビジョンにおけるOPPOの最先端の技術力を示しています。
動画生成分野では、業界初となるDiTベースのアーキテクチャを開発。キャラクターの動きとカメラ軌道を同時に制御することを可能にし、動的マスクを用いた新たな融合戦略により、動画の安定性と生成品質を大幅に向上させました。

TokenMotionフレームワーク
画像処理分野では、業界初となる高解像度・大規模・精細なセマンティックセグメンテーションのデータセットとモデルを開発し、精度と計算効率のバランスの両立を実現しました。さらに、細かなセグメンテーション能力をより広い画像カテゴリーへの応用可能にする新たな学習手法も提案しており、画像理解や画面分割技術などへの反映が期待されます。

MaSSFormerフレームワーク
これらの成果は、AIビジョン分野でのOPPOの先進性を示すだけでなく、今後のAIスマートフォンの更なる進化を可能にさせます。
産学連携を加速:2つのAIイベントを共催
CVPR期間中、香港理工大学とOPPOの共同イノベーション研究センターは、OPPO研究所のY-Labおよび香港理工大学の視覚情報処理研究室とともに、第2回NTIRE RAIMチャレンジを共同開催しました。これは、汎用的な画像復元技術の向上を目指す実践的な場を提供するものです。さらに、OPPO AIセンターはヴュルツブルク大学の視覚情報処理研究室と連携し、第1回NTIRE SIRRチャレンジを共催。現実世界の包括的なデータセットと専門家のフィードバックを活用し、自然画像からの反射除去技術に関するベンチマークを確立しました。
これらの取り組みは、産学連携の強化とグローバルなAI開発者エコシステムの発展に対するOPPOの継続的なコミットメントを示しています。
イノベーションの最前線に立つAIスマートフォン
CVPRの会場では、まもなく発売されるReno14シリーズをはじめ、Find X8 UltraやFind N5などの次世代AIスマートフォンが展示されました。これらの端末や、システムレベルでのAIに関するイノベーションは、学術関係者や業界関係者の注目を集めました。

OPPO史上最も進化したAIスマートフォンである「Find X8 Ultra」は、新開発のLUMOイメージングシステムを搭載。このシステムは、次世代レベルの革新的なハードウェアなコンピュテーショナルフォトグラフィーをシームレスに融合させただけでなく、業界初となるフルチェーンのProXDRディスプレイ技術も導入しました。これにより、ポートレート撮影において業界トップクラスの画質を実現し、モバイル画像における新たなベンチマークを打ち立てました。
さらに、Reno14シリーズには「AI消しゴム」「AI反射除去」「AIぼけ除去」「AIパーフェクトショット」「AI再構成」など、かんたんに写真を補正できる多彩なAI編集機能を搭載し、日常の“残念な写真”を簡単に蘇らせることが可能です。
AIイノベーションによるグローバル展開
CVPR 2025は、MWC、Google Cloud Next 2025に続く、OPPOにとって今年3回目の主要なAIに関する国際発表の場となります。
OPPOはMWC 2025にて、AI戦略の強化を発表し、「AI Productivity(AIによる生産性向上)」「AI Creativity(AIによる創造性強化)」「AI Imaging(AIによる画像処理)」を柱としながら、包括的で安全なAIソリューションを継続的に進化させ、AIのユーザー体験におけるリーダーとしての地位を確立させると宣言しました。2025年末までに約1億人のユーザーに生成AIの力を届けることを目指しており、Google、Microsoft、MediaTek、Qualcommなどとの連携も深めながら、AIスマートフォンの可能性をさらに広げていきます。
OPPOについて
OPPOは、「Make Your Moment(自分だけの瞬間を描こう)」をブランドスローガンに掲げる世界をリードするスマートデバイスブランドです。2008年に最初のフィーチャーフォン「Smiley Face」を発表以来、OPPOは、デザインの美しさと革新的な技術を両立させながら、新たな価値の創出を目指してきました。現在OPPOは、OPPO CloudやOPPO+などのインターネットサービスに加え、FindシリーズやRenoシリーズを中心とした多様なスマートフォンやIoT機器、ColorOSを提供しています。 OPPOは、70以上の国と地域で事業を展開しており、「自分らしさを愛し、今を楽しむ」世界中のお客様を応援しています。
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