~ 複数の離れた拠点でもどこに誰がいるのかを見える化し、空間と人の“つながり”の可視化に成功 ~
屋内位置情報サービス累計導入社数No.1 ※1の「Beacapp Here」を提供する株式会社ビーキャップ(東京都港区、代表取締役社長 岡村 正太、以下「ビーキャップ」)は、建築設計を手がける株式会社隈研吾建築都市設計事務所に、「Beacapp Here」を導入いただきました。
本事例では、オフィスの可視化を通じたコミュニケーション活性化や、空間と人の関係性に着目した建築設計の新たな可能性について、同事務所 取締役・隈太一様と弊社代表・岡村正太の対談形式でご紹介しています。
※1 東京商工リサーチ調べ「オフィス向けリアルタイム位置情報サービス部門累計導入社数、導入数、ユーザー数」第1位(2025年1月末時点)

■ 導入背景:誰がどこにいるかを“自然に”把握したい
隈研吾建築都市設計事務所では、東京・青山に点在する複数の拠点に加え、リモートワークも併用しており、スタッフの居場所を把握するのが難しい状況にありました。
検討段階では、「操作に手間がかかるツールは、結局使われなくなるのではないか」という懸念もあったとのことです。
その中で、できるだけ“何もしなくてもいい”状態で自動的に位置情報を検知し、業務の流れを妨げないBeacapp Hereの仕組みが評価され、導入が決定しました。
また、導入前に他社の活用事例を実際に見学できたことで、具体的な運用イメージが持てたことも後押しとなり、安心して導入へと踏み出していただくことができました。
▶︎ 事例記事はこちら:空間と人の“つながり”を可視化する。隈研吾建築都市設計事務所と語る、建築設計×テクノロジーの可能性
■ 活用効果:Teams連携と“顔が見える”コミュニケーション
導入後はMicrosoft Teamsと連携し、「この人が今どのフロアにいるか」がひと目で分かるようになったことで、ちょっとした用件でも気軽に声をかけやすくなり、自然なコミュニケーションが生まれやすい環境が整いました。■ 見える化の副次効果:空間に情報を重ねるという発想
また、同事務所には外国人スタッフも多く在籍しており、顔と名前が一致しない場面もあるとのことですが、Beacapp Hereのプロフィール機能を活用することで、そのギャップを補えているとのことです。
防災グッズの設置場所など、社員が意外と把握できていなかった情報も、マップ上で可視化・共有できるようになった点は大きな効果のひとつです。
メールなどで案内されても忘れられがちな情報も、空間と重ねて表示されることで、必要なタイミングで直感的に確認できるようになりました。
さらに、「空間に情報を重ねる」という発想そのものにも高い評価をいただいています。Googleマップが屋外の情報を視覚的に補完するように、室内空間にも多層的な情報が加わることで、新たな使い方や活用の広がりが期待されています。
▶︎ 事例記事はこちら:空間と人の“つながり”を可視化する。隈研吾建築都市設計事務所と語る、建築設計×テクノロジーの可能性
■ ビーキャップが描く、空間活用の未来
ビーキャップは2025年春より、行動データをもとにAIが空間の課題を抽出し、改善策まで提案する「AI WORK ENGINE」を提供しています。
「交流が少ない」「稼働率に偏りがある」といった見えづらい課題をAIが捉え、次に取るべきアクションを明確にすることで、現場主導の改善を後押しします。
今後は、こうした可視化と改善のサイクルを、建築設計や空間戦略にもつなげていく構想です。
Beacapp HereとAI WORK ENGINEの連携により、空間の“実際の使われ方”をリアルタイムで把握し、設計段階の仮説とのギャップを検証。より良い空間づくりを支える、新たな意思決定支援のかたちを拓いていきます。
空間の“いま”を捉え、未来へつなげる。
ビーキャップは、これからも現場とともに進化を続けていきます。
■ Beacapp Hereについて
Beacapp Hereは、スマートフォンとビーコンを活用して、人やモノの動きをリアルタイムに可視化する屋内位置情報サービスです。
オフィス・工場・病院など多様な“働く場”を対象に、出社率の可視化、動線分析、スペース運用の最適化など、空間の効率的な活用と業務改善を支援します。
▶ 製品サイト:https://jp.beacapp-here.com/
■ 会社概要
- 株式会社ビーキャップ(https://jp.beacapp-here.com/corporate/)
- 所在地:東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー19階
- 設立:2018年12月13日
- 代表者:代表取締役社長 岡村 正太
- 資本金:990万円
- 事業内容:現在地見える化ソリューション「Beacapp Here」の開発・販売・運営、ビーコン管理プラットフォーム「Beacapp」の開発・販売・運営、ビーコン・各種センサーを活用したアプリケーション開発およびレポート作成、スマートフォンアプリの提供、ワークプレイスデータの利活用を支援するAI分析ツール「AI WORK ENGINE」の提供
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