海上レース「Suruga Bay Mt.Fuji Challenge」が安全対策を強化 選手の位置情報のリアルタイム追跡とトラブル発生時の対応に「ココヘリマリン」を正式採用

PR TIMESにて配信されたプレスリリースをそのまま掲載しています。
AUTHENTIC JAPAN株式会社
山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:久我 一総 以下、当社)は、2025年6月28日(土)に静岡県・駿河湾で開催される海上レースイベント「Suruga Bay Mt.Fuji Challenge〈Kanuart Cup〉」にて、安全対策として水難対策サービス「ココヘリマリン」を提供します。レースの全参加者がココヘリマリンの発信機を装着したライフジャケットを着用することで、位置情報によるリアルタイムの追跡と、トラブル発生時の迅速な捜索対応が可能な体制が実現します。

リアルタイムの追跡体制を実現
「Suruga Bay Mt.Fuji Challenge」は、昨年に続く2回目の開催です。美しい駿河湾と富士山を望むロケーションの中で開催される大会で、とりわけレースコースの海域は、風や潮流の影響でうねりが生じやすく、安全管理が求められる環境です。そのため主催の駿河湾アウトリガーカヌークラブは、安全確保を重要な大会テーマと位置づけてきました。

また大会は、1人乗り、2人乗り、サーフスキーの3種目が行われ、コースは最長で12kmに及びます。これまで小型艇による海上競技は、広範囲にわたる選手の行動や急変する海況により、安全管理が難しいとされてきました。

ココヘリマリンの導入により、従来の目視や定点での安全管理に加え、GPSを活用したリアルタイムな位置把握が可能となり、緊急時の対応速度と精度が大幅に向上しました。

「ココヘリマリン」について
17万人が利用する山岳遭難捜索サービス「ココヘリ」を提供する当社が、2024年4月に開始したサービスです。
発信機からGPS位置情報と専用電波が発信され、GPS位置情報はスマホへ共有されます。万が一の際には、GPSに加えて専用電波による直接通信を併用することで、早期に発見します。

「ココヘリマリン」専用受信機

「ココヘリマリン」専用発信機 幅・高さ約5センチ、厚さ約1センチの携帯型の小型端末


ココヘリマリンは、アウトリガーカヌーやサーフスキーなどの海洋レースにおける安全対策として、他大会への応用も期待されています。AUTHENTIC JAPANは、こうした活動への協賛や技術協力を通じて、安全対策の普及と社会実装を進めてまいります。

大会主催者 駿河湾アウトリガーカヌークラブ 代表 間島 瑞葉 氏 コメント
駿河湾という世界に誇れるフィールドでレースを続けていくためには、何より「安全」が欠かせません。2回目の開催となる今回から対策の要としてココヘリマリンを導入し、選手の皆さまが競技に集中できる環境を整えました。地域と海への敬意を胸に、この大会をもっと多くの方に知ってもらえるようにしていきたいです。

大会概要
- 大会名: Suruga Bay Mt.Fuji Challenge〈Kanuart Cup〉
- 開催日: 2025年6月28日(土)午前9時集合/午前11時スタート
- 場所: 静岡県静岡市清水区三保・三保外洋~久能街道沖
- 主催: 駿河湾アウトリガーカヌークラブ
- 後援: 一般社団法人 日本アウトリガーカヌー協会
- 協力: ワイレアカヌークラブジャパン
- 協賛: 株式会社オンズカンパニー/Resin craft Moana/AUTHENTIC JAPAN株式会社
- 周知先: 清水港管理局/清水漁業協同組合/静岡県土木維持管理課/清水海上保安署/富士山羽衣マリーナ(株)
- 競技種目: OC(Outrigger Canoe)1・V(Va'a)1(1人乗り)、OC2(2人乗り)、Surfski
- カテゴリ: ロングコース12km 男女 Jr./ Open/Master
- 参加者数: 48名


「ココヘリマリン」ウェブサイト
https://www.cocoheli.com/marine


AUTHENTIC JAPAN 会社概要
AUTHENTIC JAPAN株式会社
代表取締役社長:久我 一総
本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F
URL:https://www.authjapan.com/
事業内容:山岳捜索サービス「ココヘリ」などの展開


「ココヘリ」とは
国内で唯一へリで山岳遭難者を捜索できる会員制の「民間へリ捜索サービス」です。山小屋などの民間組織による救助活動費用や公的機関の捜索打ち切り後に実施される民間の捜索費用を保険金としてお支払いする「山岳保険」に対して、「ココヘリ」は捜索サービスとして遭難者の生存率をあげることができます。

「ココヘリ」は発信機の電波とヘリ・ドローンを利用することで、従来の”目視での捜索”と比べ捜索時間を大幅に短縮し、「ここにいる」という0mの距離まで遭難者の位置を特定。捜索時間を長期化させないことが特徴です。

ココヘリ会員にそれぞれ専用の発信機を貸与し、会員は必ず発信機を身に着けて登山を行います。遭難事故発生時には、登山計画書にある山域をめがけてヘリを飛ばす準備を進めます。ヘリ・ドローンに受信機を搭載し、会員が身に着ける発信機と「直接通信」することで、スマートフォンが通信圏外の山域地帯でも迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。


代表取締役 久我 一総の略歴
1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。
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