AIシングルボードコンピュータKakip(R)の最新BSPをリリース。マルチOSへの対応、MIPI-CSI2カメラ、GPIO制御など、様々な機能が実装されました。

株式会社ユリ電気商会(本社:大阪市北区・代表取締役:木内 正人)は、同社の販売するRenesas "RZ/V2H"をコアに搭載するAIシングルボードコンピュータ"Kakip(カキピー)"のBSP(Basic Software Package)の最新バージョン7.1をリリースしました。2025年6月16日(月)より公式サイト(https://www.kakip.ai/software/)よりダウンロードが可能です。
主な更新点
- マルチOSへの対応によりRTOSでのCPUコア制御が可能になりました。
- MIPI-CSI2カメラのドライバ対応により、IMX-216を搭載するボードカメラの4ch接続が可能となりました。
- LinuxからGPIOの制御が可能となりました。
- 外部機器のドライバ対応、USB無線LANモジュール対応、X1301でのHDMI映像入力など、GitHub上で対応機器が随時更新されており、個別に組み込んでいただくことが可能となりました。
今後の動向
Kakip(R)をより扱いやすくしていくため、BSPのメンテナンスは引き続き行ってまいります。また、公式GitHub(https://github.com/YDS-Kakip-Team)にて、対応機器の拡張情報やアプリケーション事例を随時アップデートしてまいります。Kakipによる4眼VSLAMなどのアプリ事例なども公開しておりますので、是非リポジトリをフォローアップください。
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