トースターやスマホで知られるバルミューダが、同社初のコンテンツサービスとなるパーソナルAIラジオ「BALMUDA Good Morning Radio」を発表しました。
11月2日から置き時計「The Clock」の所有者向けに無料で提供するほか、スマホアプリで聴けるβ版の体験者を抽選で1000名募集します。
■ 毎朝約10分、一人ひとりに合わせてAIが組む番組

「BALMUDA Good Morning Radio」は、ユーザーが設定した地域や興味・関心をもとに毎日作られる約10分の音声番組。ニュースや地域の天気に加え、音楽、映画、本、食など、新たな出会いにつながる話題も含みます。
番組の構成は、今日にまつわる出来事を語る「Daily Episode」、天気と服装を提案する「Weather」、主要ニュースの「General News」、興味に沿ったニュースの「Personalized News」、短い小話の「1-Minute Story」の5パート。
バルミューダがテーマや視点をキュレーションして全体をディレクションし、そこに「AIの制作力を組み合わせる」と説明しています。使用するAIモデル、ニュースの情報源、読み上げ音声についてはサービスページに記載していません。
β版の期間中は、番組内容や機能、UI、利用条件などを変更する場合があるとしています。
■ スマホではなく、夜のうちに時計へ届く

AIで個人向けの音声ブリーフィングを毎日作るサービスは、BALMUDAが初というわけではありません。たとえば Spotifyは2026年5月、カレンダーやメールと連携してデイリーブリーフィングを作るデスクトップアプリ「Studio by Spotify Labs」を発表し、7月からリサーチプレビューとして段階的に提供しています。
Good Morning Radioが特徴的なのは、接点がスマホではなく寝室に置く時計であること。バルミューダは「スクリーンを置いて」使うこと、つまり夜中にスマホの画面で時計を確認する(そのままついスマホを見てしまう)代わりに使うことを提案しています。
Good Morning RadioはWi-Fi経由でThe Clock本体にダウンロードされ、上部のクラウンを長押しすると再生が始まります。単押しで一時停止、クラウンを回して音量を調整します。
初回はBALMUDA Connectアプリで地域や興味などを入力し、番組を進行するパーソナリティを選びます。設定した当日は本体で再生できず、聴けるのは翌朝から。
本体へのダウンロードには、充電残量が半分以上あり、アプリでWi-Fi設定を済ませていることが必要です。The ClockのWi-Fiは2.4GHz帯のみ対応。
ラジオ機能を設定できるのはアカウント1つにつき1台で、アプリからはストリーミングでも聴けます。
■ アップデートでThe Clockに機能追加

The Clockは、アルミニウム削り出しのボディに針のない文字盤を持つバルミューダの置き時計です。光で時刻を示し、ツイーターとウーファーによる2Wayスピーカーを内蔵。徐々に音量が上がるアラーム、ホワイトノイズを流すタイマー、環境音を流す「Relax Time」、就寝前の習慣づくりを支える「ナイトルーティン」などの機能を備えます。
バッテリーは約24時間駆動。直販価格はシルバーが5万9400円、シャンパンゴールドが6万1600円。
バルミューダは、今回のAIパーソナルラジオの追加により、The Clockが独自のAIインターフェースへと進化したと表現しています。今後は音楽、学び、趣味、エンターテインメントなども届けるラジオプラットフォームを目指す予定です。
■ アプリ体験者は11月3日まで募集
The Clockの所有者は、11月2日配信予定の本体ソフトウェアアップデートとBALMUDA Connectアプリ(iOS/Android)の更新後、アプリで初回セットアップを済ませると無料で使えます。
The Clockを持たない人向けの体験は抽選で1000名。応募期間は11月3日(火・祝)23時59分まで。当選者には11月9日にメールで招待コードが届き、同日からBALMUDA Connect アプリで聴けます。








