iPhone Duo発表で折りたたみスマートフォンへの注目度が高まる中、ファーウェイからその上を行く3つ折りスマートフォン「Mate XT 2 Ultimate Design」(以下Mate XT 2)が登場しました。
3つ折りスマートフォンは2024年9月にファーウェイが世界初の製品を発表、2025年12月にはサムスンが「Galaxy Z TriFold」で追い付くも、ファーウェイはさらなる進化を遂げたモデルを投入しました。

ここでは両者のサイズの比較を行います。まずMate XT 2は開いたときのディスプレイサイズが10.2インチ、閉じたときが6.5インチ。Galaxy Z TriFoldはそれぞれ10インチ、6.5インチです。
ほぼ同じ大きさですが、本体サイズを見てみると、開いた状態ではそれぞれ157.2 x 219.2 x 4.0 / 3.69 / 3.5mm、159.2 x 214.1 x 3.9 / 4.2 mm。Mate XT 2のほうが横幅が大きめです。
なお折れ曲がる3つのディスプレイサイズが異なるため、Mate XT 2は厚さが3サイズ表示となっています。写真は上がサムスン、下がファーウェイです。

カメラはMate XT 2が広角5000万画素で可変絞り(f/1.4 - f/4.0)搭載、超広角が4000万画素、3.5倍望遠が5000万画素。
Galaxy Z TriFoldは広角が2億画素、超広角が1200万画素、3倍望遠が1000万画素。カメラに関してはファーウェイが総合的に上の性能です。

Mate XT 2は、Galaxy Z TriFoldと同様に、左右からディスプレイを真ん中に折りたたむ、「U型」や「G型」と呼ばれる構造です。
前モデルの「Mate XT」「Mate XTs」は蛇腹のように折りたたむ「Z型」でしたが、この構造は折り曲げたときにヒンジの外にディスプレイの折り曲げ部分が来るため、その部分が破損しやすいという問題がありました。
下の写真を見ても、その部分が弱いということがわかるでしょうか。Mate XT 2では折りたたみの構造を変えることで、強度を増しています。

閉じた構造を見てみると、Mate XT 2とGalaxy Z TriFoldは折りたたむ方向が異なっていることがわかります。閉じたときの大きさは、Mate XT 2が157.2 x 77.0 x 12.3mm、Galaxy Z TriFoldが159.2 x 75.0 x 12. 9mm。写真は左がサムスン、右がファーウェイです。

実は背面側のアウトディスプレイの位置が両者は異なります。Mate XT 2は中央にカメラ、右端をディスプレイにしています。一方Galaxy Z TriFoldは中央がディスプレイ、右側がカメラです。
ファーウェイは高性能なカメラを搭載する分、カメラバンプ部分の出っ張りが高くなり、バランスをとるためにカメラを中央部に寄せたものと考えられます。

またMate XT 2は、1枚のディスプレイを開いた状態でもスマートフォンとして使えます。Galaxy Z TriFoldはこのスタイルでは画面表示がぼかされ操作できません。3つ折りスマートフォンは毎回2つのディスプレイを開かねば使えないのが面倒なところですが、Mate XT 2は1枚を開くだけでも使えるのです。

他にも横から見えにくくなるプライバシーディスプレイを搭載するなど、サムスンのお家芸ともいえる機能も搭載してきました。
Galaxy Z TriFoldはすでに完売しており後継機の投入時期は未定。ファーウェイがMate XT 2をグローバル市場にも投入すれば、折りたたみスマートフォンの王者として、ファーウェイへの注目が改めて集まることになるでしょう。

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