任天堂が京都の本社となりに建設中の新社屋「技術開発棟」について概要を公表しました。
「技術開発棟」は2022年4月に京都市から取得した土地に建設する新たな開発拠点。2021年12月の公募型プロポーザルで有効活用事業者に選定されたことで、土地は50億円で取得しています。
任天堂の本社と「本社開発棟」は同じ敷地ではなく、本社は上鳥羽鉾立町、本社開発棟は東九条南松田町という、町境の公道と市の施設を挟んだご近所状態でした。
今回の新社屋「技術開発棟」は本社と同じホコタテ町に取得した土地に建つことで、碁盤目を埋めてピースをつなげるような位置関係になります。

今回発表された建築概要によると、施設名は「任天堂株式会社 技術開発棟(Nintendo Co., Ltd. Technology Development Center)」。建築面積は6,084.00m2、延べ面積は49,305.87m2、高さは67.570m(塔屋を含まず)。地上9階・地下1階建てとなります。
竣工は2029年3月を予定しており、建物建設費は有価証券報告書に記載の概算で1210億円。
2022年に公表した計画では、施設名は「本社第二開発棟(仮称)」、延床面積は約38,000m2、構造は鉄骨造12階・約72m、竣工は2027年12月を予定していました。
今回の発表では延床面積が約49,305m2へと約3割拡大し、竣工時期も当初より約1年3カ月後ろ倒しとなっています。
外観は、現在の本社や本社開発棟と共通するクリーンな格子状。本社や本社開発棟は正方形に近い窓が並ぶデザインでしたが、技術開発棟は外側に張り出した格子状の細いフレームで細かく分割されており、ピクセルに見立てればより高精細に、ドットピッチが狭くなったようなイメージです。
「技術開発棟」はソフトウェアおよびハードウェアの新たな研究開発拠点として位置づけられており、開発者が従事するオフィスのほか、開発用サーバー設備など研究開発に必要な機能・設備を備える予定。
2026Q2の決算説明会では「今後の研究開発の強化を行う上で、重要な役割を担うと考えています。」と説明されていました。
任天堂は「継続的に投資を行ってゆく」としており、開発者の増強を含めた強気の投資姿勢を鮮明にしています。
任天堂株式会社 ニュースリリース :2026年6月25日 - 技術開発棟の建築について|任天堂
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