Claudeのエージェント別枠化が撤回、Anthropicが当日発表  今後のプラン変更に向け再検討中

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Anthropicが、6月15日より実施予定だったClaudeサブスクプランの内容変更を延期しました。

5月に予告していた変更は、Agent SDK や claude -p、サードパーティーアプリ利用を定額サブスクプランの使用量上限とは別枠化し、今後は別途付与する毎月のクレジットから従量課金のAPI利用と同じレートで消費する内容。

Anthropic によると、予告した変更は実施せず、6月15日以降も当面は従来のまま。割安なサブスクリプション使用枠のまま Agent SDK や claude -p の利用を継続できます。

ただし、あくまで一時的に、内容を再検討するため実施を見送る判断であり、将来的な改定に向けて「Claude サブスクリプション加入者をよりよくサポートできるようプランのアップデートに取り組んでいる」としています。

■ 割安なサブスク枠でエージェント利用の「抜け穴」塞ぐ意図

Claude の 有料サブスクリプション Pro や Max (5x, 20x)は定額の支払いで、5時間・一週間ごとにリセットされる使用量の上限まで利用できる内容です。

具体的なトークン数などは表示されない時価的な使用枠ながら、APIを通じたトークンごとの従量課金よりも大幅に割安という特徴があります。

Anthropic が想定するサブスク利用方法は Claude .ai のチャットや Claude Code の対話セッション。それ以外の、Claude を外部アプリのプラットフォームとして利用する場合は、サブスクとは別のClaude API を経由した従量課金を用意しています。

しかし今年に入ってから、OpenClawなどサードパーティーツールを通じたエージェント自動化セッションで利用するユーザーが増加。

API経由では数千ドル相当の使用量を最大200ドルのサブスクで使える「お得」な状態だったことから、Anthropic はClaude Codeクライアントのふりをするサードパーティーツールのブロックなど、段階的にエージェント的利用の制限に取り組んできました。


5月に発表したプラン変更がその結論。Agent SDK および claude -p 利用、サードパーティーツールを通じた利用についてはサブスクの使用量からは切り離すかわりに、毎月のサブスクプランと同額のクレジットを新たに付与、そちらからAPI利用と同じレートで消費し、超過した分は追加で購入する従量課金になるという内容でした。

サブスクの対話セッション利用枠はそのまま、新たに毎月の支払額と同じクレジットが貰えるのはお得なようですが、Anthropic側の想定する「本来の」API経由では高額になるはずのエージェント利用を定額枠のまま、ある意味でお得な抜け穴として利用してきたユーザーにとっては大幅な値上げになる場合があるため、大きな反発と競合他社への離反を招いている状況でした。


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